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ラフマル配信後記#96:日吉有為さん

 地域と東京を繋ぐライブ配信番組『ラフに〇〇語らせて(通称ラフマル)』配信後記をお届けします。

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 東京港区から昨年長野県塩尻市に家族で移住された日吉有為さんがゲスト。大都会からの移住を決めた背景、地域での暮らしで気がついたことなど今夜もラフに伺いました。


POINT① きっかけは“危機感”
 2008年のリーマンショックで仕事が3分の1にまで減少したという日吉さん。一つの業界での仕事に危機感を覚え、あらゆる状況に常に備えておくことの必要性を感じたそう。子供の誕生と感染症の拡大を機に、生活コストを抑える目的で塩尻への移住を決意。初めて塩尻に来訪した日に住む家を決めてしまうという”スピード移住”を成し遂げました。

POINT② 米作りで知った「生きる≠稼ぐ」
 移住後、知人をつたい米作りのお手伝いをした日吉さん。自分でつくった米を食べて「すごく正しいことをしている感覚」を味わったそう。東京にいる時は「生きる=稼ぐ」になっていて、食べ物や生産者への感謝の気持ちが無意識に薄れていたことを実感。これをきっかけに、都市生活者が産地と関わり生産者に安定した収入が確保できるサービスを構想し始めました。

POINT③ 社会を悪くするのは悪者ではなく“無関心”
 農家と関わりを持つ中で、市場価格がアンコントローラブルな中で努力しなければならない産地の現状を知り、自らも畑を借りて農業を始めるも全くお金にならず苦労することに。それでも、自分で食を作ることの大切さや、産地の課題を知ることの重要性を感じ、自らの地域での経験を体験として販売するオンラインサロンを開設することに。

 現在進行形で地域の人との関わり方を試行錯誤中の日吉さんですが、ざっくばらんな人柄が多くの人を巻き込みながら、地域と都心の人との心の距離を縮めてくれるように感じました。オンラインサロンでは、組合をつくり一次産業の生産者とつながることの価値を提供して行きたいとのこと。日吉さんのようにいきなり移住!とまではできなくても、こうしたサロンを通じて知ることから始めるのも良いですね。(アシスタント 湯浅亜木)

▼日吉さん主催の移住体験サロンはこちら
どうなる!?サロン
https://community.camp-fire.jp/projects/view/376508#menu

ご視聴・コメントいただいた皆様ありがとうございました!

◯どんな番組なの?
東京から地域にアクションするコミュニティ「Localist Tokyo」のラジオ好きメンバーがお送りする、地域と東京を繋ぐライブ配信です。東京以外の地域に住む方やLocalist Tokyoのメンバーをゲストに、東京とそれ以外の地域の交流のキッカケを作っていきます!毎週日曜日22〜23時に配信中!

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