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ラフマル配信後記#98:五十嵐義人さん

 地域と東京を繋ぐライブ配信番組『ラフに〇〇語らせて(通称ラフマル)』配信後記をお届けします。

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 今回のゲストは財務省関東財務局の五十嵐さん。仕事で出会った埼玉県秩父に惚れ込み、秩父を盛り上げる”まぜちち”というプロジェクトを立ち上げたそうです。財務省と地域??一体何のつながりが!?東京出身の五十嵐さんが地域にハマったきっかけ、聞いてみました。

POINT① 地域の課題に向き合う事が地域にハマるきっかけ
 普段は法令関係のお仕事をされているという東京出身の五十嵐さん。セカンド業務としての地域活性化業務の一貫で取り組んだのが、埼玉県小鹿野町の若手プロジェクトチームと関東財務局との共同研修でした。小鹿野を含む秩父郡4町の地元メンバーと、各町長への課題解決プレゼンテーションを準備。半年間をかけ、地域課題に地域の人たちと共にむきあった経験が秩父での仲間を作り、仕事の枠を超えて秩父にハマるきっかけになったのだそう。

POINT② 地元の日常が観光客にとっての非日常
 地元民にとっての日常が観光客には求められる、と五十嵐さんはいいます。秩父長瀞では夏や秋には川レジャーや紅葉などの魅力があるものの、冬にはレジャー要素がないのが課題。そこで五十嵐さんたちはまず温泉に目をつけました。しかし、都市圏から秩父までの同心円上には箱根や群馬などの有名温泉地が数多くあり、温泉だけでは差別化にならないと気がつきます。そこで提案したのが、地域の人がガイド役となる観光マッチングアプリ。地元の人が愛する飲食店やスポットなど、観光ガイドには載らない地元の日常を体験してもらうことが狙いでした。

POINT③ 「行って⇄来て」の関係が地域と関わる満足度
 行政による移住促進や関係人口誘致の取り組みは多く行われていますが、きっかけの違いだけでうまくいかないケースも…。五十嵐さんはご自身の経験から景色や食以上に、地域のヒトを介したきっかけが大事だと考えています。人に会いに地域に行き、また地域の人が東京に会いに来てくれたり、という「行って⇄来て」の関係が地域での満足度を上げます。秩父地域を盛り上げようと立ち上げたグループ”まぜちち”では、秩父地域への愛のある方を集めてオンラインイベントを開催。秩父に馴染みのある方もない方も”まぜて”地域でやりたいことを実現していくことがこれからの目標だそうです。

 地域に人を呼び込むとき自然環境や観光地などの魅力にフォーカスしがちですが、外側からの視点からすると地域課題や日常的な関係性の方が他地域にはない価値に感じられることもあるようです。”まぜちち”のようなコミュニティで、地域課題を地元の人と一緒に考えたり、実行してみたり…そんなことが案外地域にハマるきっかけになるのかもしれません。

▼まぜちち▼
「秩父のことはよく知らないけど、地域に関心がある!」という方もハマるきっかけがみつかるかもしれません!まずはグループに参加してみてはいかがでしょう?
https://www.facebook.com/groups/599403747770258/?ref=share

ご視聴・コメントいただいた皆様ありがとうございました!

※来週のラフマルはおやすみです。再来週の放送をお楽しみに!
(アシスタント 湯浅亜木)


▼過去に二拠点居住がらみの記事も書いています。こちらもご覧いただけたら嬉しいです。

◯どんな番組なの?
東京から地域にアクションするコミュニティ「Localist Tokyo」のラジオ好きメンバーがお送りする、地域と東京を繋ぐライブ配信です。東京以外の地域に住む方やLocalist Tokyoのメンバーをゲストに、東京とそれ以外の地域の交流のキッカケを作っていきます!毎週日曜日22〜23時に配信中!


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