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南伊豆で自然食と本格カレーの店を開くまで(1)-物件編

私が、2019年に、川崎市中原区でやっていた、Be Organic Market(オーガニック食品販売&オーガニックカフェ)をクローズして、はや4年。

南伊豆町に移住し、1年と3ヶ月。
ひょんなことから、南伊豆町でお店を開くことになりました。

これから私自身の備忘録として、noteで過程を記録していきたいと思います。また、これからレストランやカフェを始めようという方の参考に少しでもなれば幸いです。

思わず物件を紹介される

通常なら、「お店をやろう!」と思ってから、物件を積極的に探し始める方が多いと思いますが、私の場合、常々、またお店をやりたいとは思いつつ、今の仕事も忙しいため、実際には、時々物件を見ているだけでした。

しかし、この過程も大事だったと今は思います。
というのも、常々、この地域ではどんな物件がどれくらいの値段か、条件はどうか、など、意識を高めることができていたので、急に物件の紹介をいただいたときに、すぐに判断することができました。

その物件とは、南伊豆町のほぼ中央にあり、車通りも多く、アクセスも良い場所。コロナ以降、ほぼ休業状態の喫茶・スナックの場所。

そこのオーナーの知り合いの方から、
「亜紀さん、お店やりたいって言ってたよね。あそこはどうですか?」
とご紹介いただきました。

場所的には問題なく、道の駅のすぐ近く、そして、春と夏は観光客も多い伊豆という地域性。この地で一度やってみたいと思う気持ちが一気に加速しました。

物件に対しては、強いて言えば、ペットOKの物件でしたいと思っていたのが、NGだったのが残念でしたが、それはゆくゆくの目標として、良い種まき、人脈づくりをして、実践しながら、次のステップも見据えたいと思い、やってみることにしました。

ちょっと特殊な不動産契約

信頼をおける間柄ではあるけれども、契約書はきちんとかわそうとただいま準備中です。

オーナーさん曰く、今も保健所の許可はおりている物件だけれども、契約の前に、先に保健所の営業許可をとってきてほしい。ということで、少し異例な気がしましたが、(通常は物件契約が先かなぁと)準備を進めています。

保健所で営業許可申請のため訪ねる

南伊豆町の管轄は下田市

南伊豆町の管轄は、下田市にある、保健所になります。

賀茂健康福祉センター
賀茂保健所衛生薬務課

開店の目標は、2023年4月8日。
しかし、これはどう考えても間に合わなさそうな予感。(今、3/20)

いろいろ話を聞いてみると、私は以前、川崎市で衛生管理責任者の資格をとっているため、再度の講習と資格取得は必要ないとのことでした。

そこで必要なのが資格証明書。
しかし、どうやら引っ越しの際に、紛失している模様。
取得した場所、協会へ問い合わせると「再発行できる」とのこと。
早速、川崎市食品衛生協会 に再取得のため、
川崎市の南部市場へ向かいます。

(つづく)


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