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プロダクトの課題発見ワタシはこうしてます ~ そしていかに続けるかの話 ~

Findy IncでWebエンジニアの中途転職をサポートするプロダクト「Findy」でプロダクトマネージャーをしていますムカイ( @osk_kamui )です。

現在プロダクトマネージャーを積極採用中で、これからプロダクトマネージャーにチャレンジという方も大歓迎となっています。

そして幸運なことに、多くの素敵な方と出会えているのですが、その中で「中途サービスのFindyはどうやって課題を見つけているのですか」と質問いただく事が多く、今回それに対していつもお話している内容を書きたいと思います。

課題はどこからくるのか

早速本題ですが、中途転職サービスFindyではいくつかの課題発見ルートを持っており、本日はそちらをご紹介します。
※因みに、ここで発見された課題が正しい課題とは限りません。あくまで課題発見ルートとなります。

自身がユーザーとなる

まずは自分がサービスを利用し、使いにくいと思った点、違和感を感じる点が課題となります。

もちろん自身がサービスのターゲットでない事もあるかもしれませんが、ユーザビリティや体験の面で考えると明らかにおかしな点も見つかると思います。

それに限らず、自身の作るサービスをよく知る事は非常に大事なポイントかと思います。

ユーザーアンケート/インタビュー

実際にご利用いただいているユーザーの方や、将来ユーザーになりそうな方に対して、普段どのようにキャリアを考えているか、また実際にご利用いただく中での使い勝手やFindyに求める事などをお伺いします。

その際、事前に仮説を立てるのですが、それがまったく外れたりする場合にそれが大きな課題として浮かび上がります。

自身をよりユーザーに近づけるためにもユーザーインタビューやアンケートは非常に重要な課題を発見するルートと考えています。

KPI

事業が健康かどうか、ユーザーの皆様にサービスを問題なくお使いいただけているかどうか、日々KPIで追っています。
その中で生まれる数字の変化や違和感などが課題となっていきます。

もちろん発見するのが自分でも構いませんし、特定のKPIを日々見ている方が発見する事もあります。

重要なのは、そのKPIの変化に気付けるように周囲の方と常にコミュニケーションを取り続ける事なのではないかと思います。

企業の声とカスタマーサクセス

企業に向けてもサービスを提供しており、その利用方法や機能要望など日々カスタマーサクセスを通してご意見を頂戴します。

この点に関しては直接プロダクトマネージャーが話を伺わせていただくという方法もありますが、現状十分とまではいきませんが、課題は集約できていると考えています。

未来とのギャップ

世の中に提供したい価値と現状のプロダクトのギャップが課題に直結します。そのギャップは上記のようにユーザーの方の声やKPIなどの形で現れる場合もあれば、まだ表層的にはなっていない場合もあります。

また未来を描くのはプロダクトマネージャーひとりではないため、同時に多くのステークホルダーと話し合いながら一緒に作っていく事になります。

社内

もちろん社内からも課題は上がってきます。

ユーザーでもある社内のエンジニアや事業運営に関わるメンバーなど、社内の誰でも声を上げて良い状態(slackのチャンネルがあり誰でも投稿できる)ということもあり、日々課題が投稿されています。

Twitter

最後は補足的なものになりますが、サービスに関するつぶやきを日々見ています。場合によっては具体的にお話を伺うこともあり、思っても見なかった点をフィードバックいただく事があるので、課題発見ルートとして入れさせていただきました。

そして、いかに「続けるか」

先述の通り、課題を見つける方法はいくつもあります。
しかし、それぞれを単発で行っていては課題感に偏りが出てしまいます。

そこで、課題発見の方法を増やすのと同時に、続ける方法も同時に用意しておく事が重要になります。

ユーザーインタビューであれば、既に継続的に行われているキャリア面談に乗っからせてもらう形で実施させていただいており、新しい仕組みをゼロから作る事をしませんでした。

また、社内の意見や企業からの要望を集めるSlackのチャンネルを用意したり、発言しやすい空気づくりを行うなど環境面を整える事で課題を継続的に集め続ける仕組みが存在しています。

このようにして「課題を集める + 続ける」を行うことで、課題感に偏りがなく、またプロダクトの将来やロードマップを考える際に選択肢に広がりを持つことができるようになります。

最後に

みなさんのプロダクトの課題はどこからきていますか?

個人的にはプロダクトの課題を見つけるルートが多ければ多いほど、今すべきこと、今後すべきことの選択肢が広がるため良いのではないかと思っています。

是非みなさんの課題の見つけ方、教えて下さい。

そしてFindyでは一緒に課題を見つけていくプロダクトマネージャーを募集しています。

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