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【エッセイ】100円の決意

noteは私にはとても使いやすい、優しいツールだ。
ほとんど最低限の機能しか使えていないけど、文章を書いて発信出来ているからそれでいい。
(もっと勉強してルビや目次、フォント使い分けなどなど体得したいが)

仙台育英高校野球部の須江監督(先生)の「環境が人をつくる」という言葉に背中を押されたのもあるが、noteの創作大賞応募期間も過ぎ、新たに書いた記事を全文公開の有料化にしてみた。

そう、ここがポイント!
     ↓

『全文公開の有料化』


有料化部分の指定が出来るのが嬉しい機能だと私は思う。
超有名人の方々も利用しているnote。
有料記事は様々ある。
タイトルだけで残りの本文全て有料のもの。
書き出し数行は無料で読めて残りは有料のもの。
その場合、あとどれだけ文字数があるのか表示してくれているのも嬉しい。
たった十数文字に100円でも抵抗感をもたれることだってあるし、一読者としてもその気持ちはわかるつもりだ。

なので、私は全文公開の有料化を今は選んだ。

全文読んだ上で、うん、頑張ってねと、路上パフォーマーの空き缶やギターケースにお気持ちを投げてくれる感覚が思い浮かんだ。

絶大な知名度も固定の親衛隊並のファンもいない私レベルの者が有料記事など何様?な、話なのだが、須江監督の言葉じゃないけど、書き手として、プロの意識を持つために、自分でそういう環境をつくり、身を置くことが必要だと感じた。
そのひとつの方法がこの有料化だった。

創作を続けるためには最低限の生活も出来ないと不可能である現実。
よく旧ツイッターでも目にした創作者のつぶやきに、どのような形でもお金が循環していく仕組みを理解してほしいとのことがあった。
綺麗事抜きで、お金を落としてあげないと創作は途絶えてしまう。その作家を応援する意味でも自分に出来る範囲で見守っていこうという意見はその通りだと頷けた。

それでも身分をわきまえて、私自身精神的に気楽に受け止められる設定が全文公開の有料化だった。


少し余談になるが、本来創作の値段は受け取る側が決めるものだと思っている。
ギャラリーで値札のついた作品を目にするが、まぁそれは仕方ないとも思う。
オークション形式が理想だけど手間がかかる。
ある程度は提示することも理解できる。
あくまでも理想なだけなのだが、あなたならどう評価するかが気持ちがいい。

世の中には気に入ったら「え?そんなに?!」という値段をいとわない方もいる。
アーティストを育てたい気持ちや、それぞれの芸術、アートへの価値基準があるのだから、その物差しは私ではないのだ。

noteでの設定金額はこちらが決めなければならないので最低額の100円にしている。


それでも、新たな発見なのだが、全文公開の有料化にした途端、ビュー数はほぼ変らないのにリアクションはパタッと減ったのだ。

勝手な妄想だが、有料というワードでそっぽ向かれたか…いや、ビュー数はそこまで変動ないのだから読んでもらえたけどスキを押してはもらえなかったということだろう。その理由は、作品のクオリティが低かったこともあるだろう。
が、もうひとつ。私にも心当たりあるのだが、一応全文公開ではあるが有料記事設定されてるのにスキだけ押すのが気が引けるということだ。

でも、有料設定してみてわかったのは、より一層、とにかく読んでもらう為に記事をあげているということ。

兎にも角にも一人でも多くの方に読んでほしいのが第一目的なのだ。

読んでもらえないのにアップしつづける気力はないかもしれない。
私は読んでもらうことのありがたみを改めて思い知らされた。

ビュー数的には読んでもらえているので嬉しい。
それと、私は意識改革のためにも有料化に身をおいているのもあるので、無料で読んでスキを押すことに気が引けると感じておられるなら気にしないで押していただきたいです。(ただスキに値しない駄作だからだよ…なら、すごい自惚れで恥ずっ……なのだが(苦笑+汗))

かなり苦手なことをしているけど、こういうこともしていかないといけないと、自分を鍛えるためにもつづけてみます。
山羊、まぁ、せいぜい頑張れやと、応援してやってもいいよと、あたたかい寛容な目で見守ってやってください。
支援してもいいよという方がいらっしゃればよろしくお願いいたします。

ただ、単純にそれだけのお話でした。

(この記事は有料表示出ないようにする為に無料設定にします)


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