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タジキスタン・パミール再訪記2 〜日本から韓国へ〜

2023年4月21日(金)。家を出発した私は、まずは新幹線で博多駅を目指した。日本を発つ空港は、前回は福岡空港の予定が飛行機がキャンセルになって関空に変更することになったが、今回は予定どおり福岡空港発となった。

福岡にて

博多駅到着後は、まずは地下鉄で天神まで行って比較的レートが良いらしい両替屋で日本円をドルに両替した。タジキスタンはクレジットカードがあまり使えないらしいので(前回はクレジットカードは試さなかった)、今回も念のためドルを持っていくことにした。

福岡市内にて

両替後は地下鉄で福岡空港(国内線乗り場)に行き、連絡バスで国際線乗り場へ。国際線ターミナル内に屋台的な感じでカレーライス他を売っている店があり、昼食を食べていなかったのでそこでカレーライスを食べた。

福岡空港にて

福岡空港からインチョンまでは確約航空会社(LCC)のチェジュ航空で、無料預け荷物は15kgまでである。空港内の秤で預ける予定の荷物の重さを計ると、15kgを少し上回っていたので、コート類を手持ちリュックの中に入れて再度測定。無事14.5kgほどになったが、帰りは多分超過料金を払わないといけないだろうな、と思った。

福岡空港を離陸
釜山上空
もうすぐインチョン到着

インチョンにて

飛行機は定刻通りに福岡空港を離陸し、定刻よりもかなり早くインチョンに到着した。定刻がやたらと時間のかかるようになっていたので、早く着くのではないかと少し期待していたが、夜もそれなりに遅い時間なので期待通り早着してくれてありがたかった。スマホは、最近変更した某格安契約プランが韓国国内にも普通に対応しており、日本国内と同じ感覚でそのままネットをチェックできた。

インチョン到着
空港内を歩く

Q-CODEと検疫

韓国入国時には、現在および過去21日間の健康状態をQ-CODEというウェブ(または空港に置いてある用紙)で申告しなければならない。虚偽の申告をした場合は罰せられると書かれている。私は事前にQ-CODEで申請する際、花粉症で鼻水が出ていたので「鼻水」の項目にチェックを入れるべきかどうか迷ったが、素直にチェックを入れて「これは花粉症(韓国語でコッカル・アレルギ?)だ」と主張することにしていた。

検疫でQ-CODEを提示すると、例によって係員の人に呼び止められたが、アレルギーだということがわかるとすぐに放免となった。「コッカル・アレルギ」はいまいち通じなかったが、「アレルギ」「アレルジー」と繰り返すと通じた。その後は入国審査で間違えて韓国人向けのところに並んでしまったり等のタイムロスもあったが、無事に入国と預け荷物受け取りを終えた。

韓国に無事入国

空港鉄道

空港からは「空港鉄道」(※一般名詞ではなくそういう名称の鉄道)に数駅乗って今日の宿の最寄りの駅まで行く予定である。空港鉄道乗り場は、案内に従って行こうとしていたはずだが、何故か駐車場に入ったり、案内も何度か途切れたりと、変なルートになってしまった。しかし極端な遠回りはすることなく駅まで到着した。

インチョン空港の第一ターミナル駅

今日の宿は、空港から数駅の雲西(ウンソ)駅の近くにあるMr. Kim Guest Houseというゲストハウスである。空港鉄道の代金は、空港(第一ターミナル駅)から雲西駅まで1500ウォン(約150円)。ただし、そのうち50円はデポジットとのことで、代金だけだと100円で日本の感覚よりかなり安い。列車本数もかなり多く、この時間帯でも10分未満おきにあり、あまり待たずに雲西駅に到着した。雲西駅到着後は、デポジットの返金がパッと見ただけではわからず、とりあえずチケットはそのまま持っておいた。

雲西(ウンソ)駅に到着

宿と夜食

雲西駅から地下道的なところを通って、宿のある駅の南東側へ。韓国の町を歩くのは久々だが、宿への道は日本よりもきれいで小洒落ている気がした。宿の建物は、複数の建物が連結したように見え、一階には別のお店も入っていて入口が微妙にわかりにくかったが、無事辿り着くことができた。

雲西駅南東口
雲西駅近くの街並み

宿の受付?のおばさんとは、韓国語でやりとりした。聞き取りはあまりできなかったが、何とかなった。私が「ハングンマルル・チョックム・マラルス・イッソヨ(韓国語を少し話せます)」と言うと、おばさんは嬉しそうにしていた。

宿に飾ってあった韓国人形

夜食は近くのセブンイレブンで辛ラーメンとスプライトを買って、宿のキッチンスペースで食べた。辛ラーメンは1800ウォン(約180円)だったが、辛ラーメン以外はの食べ物は4000ウォン(約400円)以上のものが多い。飲み物は概ね2000ウォン(約200円)からで、日本よりかなり高いと思った。辛ラーメンは日本国内では未だ買ったことが無かったと思うので、初辛ラーメン。「辛」は辛さではなく開発者名だという話をどこかで聞いたことがあったが(※本当かどうかは不明)、普通に辛いラーメンだった。

宿の近くの道
今日の夜食

宿の部屋は、事前に予約しておいた、ゲストハウスとしてはやや高めのシャワー付きの個室である。ドミトリーは空いていないのかなと思ったが、多分空いていないので予約する時に個室しか選択できなかったのだろう。他の宿泊客とは顔を合わせる機会は無かった。

(続き)

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