タジキスタン・パミール再訪記3 〜インチョン(韓国)→アルマトイ(カザフスタン)〜
日本出発の翌日のフライトは、韓国のインチョンからカザフスタンのアルマトイまでである。久々に入国した韓国を後にし、去年の夏に続いての入国となるカザフスタンへと向かう。
インチョンの朝
2023年4月22日(土)。朝食は、宿の無料のコーンフレーク&トーストを食べた。完全セルフサービスで、パンはキッチンにあったかわいいトースターで焼いた。トースターでトーストしたのはかなり久々な気がする。
朝食後はいろいろ荷物の準備をして宿を後にし、雲西(ウンソ)駅から空港鉄道に乗って、あまり余裕の無い時刻にインチョン第一ターミナル駅到着した。チケットは雲西駅で新たに買ったが、昨日のと合わせた2枚ともインチョン第一ターミナル駅でデポジットの返金をすることができた。デポジット返還機は改札を出てすぐのところにあり、昨日の雲西駅では多分見落としていたのだろう。
インチョン空港では待ち時間にPCで何か作業ができないかと思ったが、特に何かできる時間もなく飛行機に搭乗する時間になった。
インチョンからアルマトイへ
飛行機での席は進行方向右側の窓側。離陸後は北朝鮮が見えないかと思ったが、北朝鮮に近い韓国支配下の島々は見えたものの、そこから先は微妙に雲がかかっており、北朝鮮が見えたかどうかはよくわからなかった。
飛行機は黄海を超えて中国にさしかかった。山東半島のあたりでは地上が見えたが、その後は長らくずっと雲に覆われていた。
中国の上をひたすら飛んで、カザフスタンとの国境が近づいてくると地上が再び見えるようになった。中国側は、どこも畑となっているような印象だったが、国境を超えてカザフスタン側になると、畑がほとんど見られない荒野のように見える場所になった。
カザフスタン内をしばらく飛ぶと次第に人の気配もするようになっていき、アルマトイ近くの大きめの湖(カプチャガイ貯水池?)を窓から眺めつつ高度を下げ、アルマトイに到着した。
(続き)
(記事一覧)