- 運営しているクリエイター
記事一覧
鴨川南下大作戦頓挫回顧録
白馬の殿下の奇跡の勘での爆破
はくばのでんかのきせきのかんでのばくは
スーツのまま夜行バスに飛び乗り、肩の凝る6時間後、早朝の八条口に降り立つ。タワーを拝まずそのまま南北線へ。
北大路で降りて資珈琲。チャイラテとフリーバナナ。
犬を愛でる。
ふたばで豆大福を買い、荒神橋の飛び石、上流に向かって座る。
ひんやりと冷たい。
帰宅。ゆうくんとあつこさんは元気そう。自転車に乗ったあいのさんともすれ違い
匂い / ふりさけ見れば春日なる
目が覚めると、アラビアの空にいた。
乗客はみな、時速900kmでの移動を気にも留めていない。海は東へ流れ、EK319便は時間を遡る方角に機首を向ける。
木曜日
第2ターミナルの3階、チェックインカウンターがずらりと並ぶ。中東を代表するエアラインはそのど真ん中、余裕の笑みで僕を迎え入れる。砂漠をイメージしたベージュのジャケットと真っ赤な帽子、白いベールが持つインパクトは他のどの航空会社の制服にも
京阪の桜 ハル告げる
先に言っておくと、私は今から旅行記を書くつもりである。
しかし旅というものは私の頭をフル回転させ、
壊れた時計のようにぴたっと止めるもので、折れるのではないかと心配になるほど感情を揺さぶったり、それを瀬戸内の海よりも静かにさせたりするものであるから、
つまり何が言いたいかというと、
おそらくとてつもなく長く、読みづらく鬱陶しくて、近くの壁に向かって力の限り投げつけたくなる文章になることが予想され