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効果的な学習の4つのルール

はじめに

「スキルがなかなか身につかん!」っていうのは,みなさん悩むことなんじゃないでしょうか?

僕自身もかなり悩んできまして,日々苦労しているところです.

今日は,スキル習得を早める効果的な学習方法について書いていきます.

参考文献は,こちらです.

前回の記事も参考にしてみてください.

今日,書いていく効果的な学習の4つのルールは以下になります.

  • まず,スキルについて調べよ

  • 分散学習

  • チェックリストとルーティン

  • 予測と検証

それぞれについてみていきましょう.これ以降では,英語学習を行うことを具体例として使います.

まず,スキルについて調べよ

これは,スキル習得を行う前にまずはスキルの全体像を把握しよう!ということです.

全体像がわかっていないと,闇雲に学習を進めてしまうことになるからです.

たしかに本を読むときも,目次をみて全体像を把握してから読まないと,「自分にとって大事なところ」がわからないですよね.

ということで,具体的なステップは以下のようになります.

  • 30分間でスキルに関連する資料を探す.:英語学習に関する動画を見る

  • サブスキルに分解する:英語のリスニング→英語を聞き取る能力+英語を理解する能力

分散学習

これは,適切なタイミングで復習を行うことで重要な概念を頭に入れるということです.

スキルを学ぶ上でどうしても頭に入れなければいけない知識ってありますよね.

例えば,簡単な文法や英単語などです.

これらの知識を頭にいれて,引き出すことをしないと,今後のスキル習得は遅れてしまうわけです.

具体的には,次のステップでやります.これは,あくまで一例なので,アレンジしていただけたらと思います.

  • 覚えたい知識を書き出す.:現在形は,現在形という名前になっているけど,「過去・現在・未来で起こる形」だ

  • 質問形式にして,答えを書き出す.:現在形のイメージは?

  • Ankiなどの分散学習アプリにクイズと答えを書き出す.

Ankiは分散学習に特化したアプリです.復習タイミングを自分で決めるのはめんどい!って人におすすめです.

チェックリストとルーティン

これは,練習手順を明確にして毎回同じ動作をとることで,脳のリソースを開ける方法です.

チェックリストとルーティンを決めておくと,「このあと,どうするんだっけ?」と無駄に悩まずに目の前のスキル習得に集中できるわけです.

具体的なステップは以下のようになります.

  • 練習計画を練る:1日30分間Ted動画を使って勉強する.まずはスクリプトなしで聞いて,その後にスクリプトをみて文法を文法を調べる.その後に音読をして,音声と一緒に音読をする.

  • 練習手順を紙に箇条書きする.

  • 練習に入るルーティンを決める.:深呼吸する

予測と検証

これは,スキルの練習前に予測を立てて,練習後に振り返ることを意味します.

なんでこれが重要かというと,自分がどこに注意を置いていて,どんなところで間違えるのかを把握できるからです.

当然ですが,自分の苦手なところやつまずくポイントについて把握していないとスキル習得は遅くなってしまうわけです.

正直めんどくさいところもありますが,大事なポイントですよねー.

具体的には,次の4つの質問を自分に投げかけて,ノートなどに記録します.

  • 観察:今日はなにに取り組むのか?(スキル練習前)

  • 知っていること:スキルについてすでに知っていることは何?(スキル練習前)

  • 仮説:スキルアップには何が必要だろうか?(スキル練習後)

  • 試す:次は何を試す?(スキル練習後)

予測と検証を繰り返すことで,自分に足りていないスキルが明らかになって,スキル習得率が上がるとのことです.

終わりに

今回スキル習得について勉強をしてみて気づいたのは,練習メニューや分散学習アプリ,予測と検証用のノートなどのシステムをあらかじめ作っておいたほうが,あとあと楽になるってことです.

はじめは,めんどうかもしれませんが,今後英語以外のスキルを学ぶときにも役立つはずなので,つくっておいて損はないなーと思いました.

「スキル習得用のシステムを全部搭載したようなアプリもほしいなー.」「そんなアプリもいずれ作れたら面白そうだなー」と妄想してみたり...

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