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心の声に耳を傾けるには?

 手先、足先がしんしんと冷えるような季節がやってきましたね。
 こんにちは、末端冷え性とは長いお付き合い・DIYや庭いじりが好き、あなたのアイディアの実現を応援したいコーチングプレイス認定コーチ、あきです。
銀魂 第三百八十三訓に納得しかありません(コタツは全てを飲み込むブラックホール、という話です)

唐突ですが、自分の心の声に耳を傾けていますか? 
「自分のことは自分が一番よくわかっている」って思いますよね。私もそう思っていました。

今回は、そんな私が自分の心の声に気づき、日帰りハイキングでエネルギーチャージしたことについてお話ししてみたいと思います。


 自分一人でぐるぐる考えちゃう、というような人はより共感できるような内容になっているかもしれません。


 日帰りハイキングに選んだ場所は関東ふれあいの道9 弘法山と桜の道。
 小田急線秦野駅と弘法の里湯駅の間を歩く約3時間のコースは、道もしっかりと整備されていて、初心者にぴったりの低山コース。
 色々とググってこのコースに決めた理由は、「低山・初心者向け・温泉つき・日帰り可能」←特に最後が重要
 全くもって私の理想のリフレッシュコースです。

【衝撃】この年になるまで気づかなかった【恥ずかしい】

 どうでもいい話ですけど、「どこに行こうかなー」とググっている最中、40年もの間「弘法大師」の読み方を間違っていたことに気づき、仰天しました。

なぜか私「こう『ぽ』うだいし」だと思っていたんですよね...今まで恥を晒す機会も訂正をうけるチャンスも全くありませんでした。だってこの件に関する日本史のテストで困ってはいなかったし。

「え?あの人だよね?空海だよね?幼名が真魚の、四国出身の天才の。真言密教で高野山金剛峯寺の。司馬遼太郎も読んだんだけど。えー、そこは知ってるのになぜ読み方だけ間違っていた!キャー!」って脳内どったんばったんです。 

前述の通り、恥をかいたとかテストで失敗して進学できなかったとか無いんですけどね。誰かが「こいつ間違っているな...」と気づきながら、「やさしい大人だから指摘しないでおこう」「そこが間違っていても会話はできるし」って思ってくれたのかもしれないんですけどね。(うん、私ならそうするな)

なんだろうこの恥ずかしさ。誰にたいして恥ずかしいんだ。自分に対して?とにかく、ぎゃーって感じ。


皆さんは「うん十年間の思い込みに気づいてビックリした」という経験、ありますか? 
そんな経験がある方。できれば間違いを指摘してほしいですか?それともソッと見守ってほしいですか?

お手本になる先輩がいるのは幸せなことだ

秦野駅から幹線往路沿いを歩いて(この間、全然山っぽいところに近づくことができないので、少し不安になる)20分後に弘法山登山口に到着、早速ハイキングスタート。

以前に比べ、かなり歩くことができるようになってきている最近の私ですが、高低差のある山の階段を一歩いっぽ登っていくのは、大きな負荷。私の後ろから現れた年齢70以上とおぼしき男性は、全く負荷を感じさせない軽々とした足取りですっ、すっ、と山道を上がっていきます。すげえ。

「どうぞお先に」と道を譲ると、あっという間に先に行ってしまいました...あんな年のとり方をしたい。

道はきちんと整備されています


 でも、今回のハイキングの目的は、誰かと競うとか自分にプレッシャーをかけるとかではない。私のエネルギーのチャージなので、あくまで自分のペースでゆっくり進みます。


 この日は雨上がりの平日、晴れていたら富士山が綺麗に見えるであろうビューポイントからは見えるのは厚い雲に覆われた空ばかりでしたが、遠くの山並みと眼下に広がる街並みを横に眺めつつ、自分ペースで進みました。


写真に撮ってみたら「あの美しさや感動と全然違う」って大抵思う。けど撮る 

自分と対話する

目的はエネルギーのチャージです。チャージなので疲れすぎては元も子もありません。ですから、ずっと自分に問いながら歩きました。


「もう立ち止まりたい?」
「まだ行ける。ちょっと行ってみたい気分」

「のど渇いた?」
「少し。一口だけ飲む。大きな休憩は、権現山の頂上に着いてから」

「おやつ食べたい?」
「まだ。権現山の頂上での休憩を楽しみにとっておく」

「まだ歩く?」
「ちょっと大変だけど、ゆっくり行く。止まるより、ゆっくりがいい」

「精神と肉体の状況はどう?」
「自然の中は気持ちいいな。濡れた落ち葉の匂いもいい。階段を登りっぱなしで筋肉が疲労しても、普段の疲労とは全然違う。疲れていない」


 ハイキングコースの終盤に差し掛かる頃には、
「歩ききったことで達成感を手にした感じ」「誰にも邪魔されず、優しい自然を満喫した感じ」「エネルギーがチャージされた感じ」「ちょっとしたことに好奇心がくすぐられる感じ」「私、元気になったかも...元気100%!というのとは違うけれど、楽しみを見出しながら日常を過ごしていけそう...という感じ」を手にしていました。

自分でも気づかない心の声に耳を傾けるには?

 今回のハイキングは、コーチとの対話がきっかけで実現しました。


 先月のセッションでは「○○をやろうと思うんだけれど、面倒くさくて」「エンジンがかからなくて」「加齢と衰えへの不安があって」というような、同じところをぐるぐる回り続ける話を根気よく聞いていただいたのだけれど(ほんとに、いつもありがとうございます)セッション中の話を全て薙ぎ倒すような感情が、ポンと最後に出てきて、言葉になったんですね。


「わたし、なんだか疲れているのかも、っていう気がしました」
自分で口に出しておいて「えええ???」という感じがしました。

いや、今思い返してみると「疲れたような気がするけれど、ちゃんと気分転換もはかっているし、毎朝の朝散歩だってできているから『疲れている』状態とは違うはず」と思っていたんです。


 セッションが終わった後、手元のメモにはこんな言葉が記録されていました。 

  • 自分の気持ちを無視しない

  • 自分を大切にする方法は、自分自身で自分の身体に聞くことで、初めてわかる

  • 自分の身体の声は、自分だけが聞くことができる

全部、本当に大切なアドバイスです。

私、人にとって休む時間が必要、というのはわかっていました。休憩もたっぷりとっていると思っていました。自分の今の気分や、体の調子を観察すること、色んなケア方法を持っておくのは大事だよ、とアドバイスしてもらったこともありました。知っていたんです。わかっていたんです。でも、実現していなかった。

セッションがあったから、気づくことができたし、実現できたのだと思います。


 チャージの方法は人それぞれだと思います。
たくさんの人に囲まれて、賑やかにお喋りすることがチャージになる人もいれば、一人で山を歩いてボーッとすることが最適解という人もいるでしょう。無心に何かを作ることが最大の喜び、という人もいそうです。


コーチングセッションを通して、定期的に自分の状態を観察してみてください。

今回、思った以上に楽しかったので『お手軽ハイキングでチャージしませんか?』イベントを企画してみようかな、と思っています。 

おすすめハイキングコースについての情報もお待ちしています!(温泉付きを希望。)

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