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暑い、最近のこと

職場が暑い。
県が所有する古くて広い建物なので、あちこちが老朽化している。特に空調は、大きいのが2つあるらしいんだけど、1つはほとんど機能していなくていつなおるかもわからないらしい。
なにそれって思う。
湿度が高い日はもう最悪で、朝からじめじめする。夏のオフィスなんて、冷房が効きすぎて寒くて、女性はカーディガンが必須ですってのがあるあるなんじゃないのか。暑くて、これ以上脱げないんだけどと思うようなオフィスがあっていいのか。
思わず隣の人に「暑くないですか」って言ったら、「暑いね」と言われて終わった。
傾聴、と思う。
問題解決のためには、何の意味もなさない返答に、さらに気温が上がった気がした。

去年の2月くらいに突然私の世界に現れた推しは、今日もささやかに私の生活を彩ってくれている。
毎日考えちゃうってほどの熱狂はないけれど、でも時々見て元気をもらう。みんなが楽しく健康に心配事がなく生きててくれればいいなと思う。頑張ったことが正当に評価されて、会いたい人に会えて、眠るときになにも怖くなくて、今日も自分が好きだと思えていたらいい。
最近出した新曲がかっこよくて嬉しいことを、夕飯を食べているときに母に言ったら「よかったね」と言われた。
傾聴。ここにも傾聴。

仕事は相変わらず忙しいけれど、自分でできることが増えて、前より随分とラクになった。作業がどんどん進む。これでいいのかな〜、上司に聞かなきゃな〜と思う時間がかなり減った。外部から来る連絡も、だんだんと意味がわかるようになってきた。
この間なんて、担当している事業の説明に来てほしいと言われて、県の南の方まで1人で行った。ちゃんと説明できる自分に、自分が驚く。やればできるじゃーん、と会社の車の中でこっそりフラペチーノを飲む。運転中に飲み終わって、空の容器は鞄に突っ込んで、証拠隠滅。口の中は甘々なのに、何事もないふりをして事務所に帰る。

九段理江さんの「東京都同情塔」がだんだんと面白くなってきた。芥川賞の作品は短いのですぐに読める。半分を超えたあたりから、そういうことだったのかとわかってきた。不穏な空気が漂い始めるのはこれまでの受賞作と同じで、あれ?日常だったのにズレてきたぞ?となる。人間の不条理な部分が見えてくる。でも、世界はずっと同じようにそこにあって、主人公だけがズレていく。私の目の前も歪んでいくような気がして怖くなる。飲み込まれる前に本を閉じる。

新潟の内野で行われた「ふふふのZINE」が無事に終わったようで、私のZINEも14冊旅立って行きました。よかった、よかった。柏崎の可愛い子から「5冊も買っちゃった」と連絡をもらって(ありがとう)、もしやこの5冊で終わりでは・・・?と途中から不安になった。買ってくれた人は、ほぼ私の友達だと思っていますし、友達のために書きましたし、フィッシュオンさんがインスタで褒めてくれたので、もうそれで良しです。
自分の書いたものを褒めてもらえるのは、やっぱり嬉しくて、SNSだけじゃなく言葉が届くのはすごいことだなと思う。嬉しい体験をまたひとつしました。
ありがたや〜〜〜、夏も書くけど、どうしよう。どうやって売ろうかしら。

この間、盛岡の喫茶店「六月の鹿」でアコースティックギターのイベントがあったので行ってきた。夜に開催されて、いつもは15時で閉まるお店なので、夜の雰囲気を始めて味わえて嬉しかった。ワインと夏野菜のケークサレを食べて、アコースティックギターの音が頭に流れてきて、とても良い時間だった。
本を読もうと思って、なにを持っていこうかなと本棚の前で考えているとき、これが・・・幸せだ・・・と突然思って、泣きそうになった。その場所に合わせて、読みたい本を考える時間。谷川俊太郎を持って行った。

「生活へ」
本当の幸福は僕らのそれを意識しないときにあるのではないでしょうか。
惑いはある意味で、意識しすぎるところから始まります。

愛について/愛のパンセ

私はそのとき、明確に幸福を意識していた。この時間は幸福だと思っていた。ただ、本当の幸福は意識していないところにあるらしい。

6月からマッサージというか整体に行き始めたんだけど、これがとても良い。
担当の方とも、だんだんといろんなことをお喋りできるようになって楽しい。
先日、その方から「note読みました」と言われてまして、驚いた。インスタを通して予約をしているので、プロフィールに貼ってあるURLからとんでくれたそう。パーマの話が良かったと言われて、笑った。また詳しく書きます。

岩手はまだ朝と夜が涼しいので、夏本番という感じがしない。
8月の職場はどうなっちゃうのか今から心配だ。

写真は去年の夏の空。
全然違う生活だな〜〜
光原社のくるみクッキーがおいしいな〜〜

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