幼稚園教諭が教える!〜お手伝いを楽しい遊びに発展させる方法〜
コロナの影響で続くお家時間。子育て中のお母さんたちは、幼稚園や保育園の休園も長引き、子どもとお家で過ごす時間の「遊びレパートリー」もどんどん減っていく…。
「今日は何しよう?」そんなことで悩まれているお母さんたちもいるのではないでしょうか?でも子どもが興味を持つ遊びってとても単純なんです。
「どんな遊びをしよう?」って深く悩まなくても普段過ごしている日常の中に子どもが興味を持つ遊びが沢山あります!
例えばお母さんが毎日やっている料理、洗濯、掃除、片付けetc…これをちょっと工夫するだけで「お手伝い遊び」として遊びに発展することが出来るんです!
この工夫をしてみると、大変だった家事が少し楽になるかも、、!?
「お手伝い遊び」で得られるメリット
・子どもとのコミュニケーションが増える
・家事が楽しくなる
・イライラが軽減される
・準備はなにもいらない
・子どものYouTube時間が減る(笑)
・知育遊びにも繋がる
ではどんな遊びがあるのか紹介していきます!
<洗濯物きれいに畳めるかゲーム>
ルールは簡単!洗濯物の端と端を綺麗に揃えること!まずは四角いタオルから。
タオルは折り紙みたいに半分に折って、、の繰り返し。2~3歳でもできます。
フェイスタオルは比較的小さいから簡単だけど、バスタオルになると自分の体よりも大きいのでレベルアップ!
タオルは簡単♪という子はTシャツやズボンにも挑戦!子どもの服を畳むよりも大人の服を畳むのは結構難しい。
難易度アップで集中力も上がります。上手に畳めたかの審査はお母さん!
上手く畳めなかった所は
「こうやってやると綺麗にできるんだよ~!」
なんて教えてあげると、コミュニケーションも取れますね♪
子どもも「なるほど~!」と学びになるはず。
でも、「もっとこうして!」と要求が多くなると子どものやる気が無くなってしまいます。
やり直しは1回までにして、「やったこと」を褒めてあげましょう。
<同じ靴下はどこだ?ゲーム>
これも、洗濯物を畳む時にできるゲームです。
靴下をばらばらに置いて対になる靴下をみつけるゲームです。
こんなの簡単♪という子どもには、
「○秒までに見つけてね!」とルールを作ると
燃えます!
同じものを合わせる、、これは知育遊びにも繋がりますね♪更にレベルアップするなら、靴下の畳み方を教えるのもおススメです。
同じ靴下をみつけて畳むまでを競争にしたら、楽しみ方も変わります。
<レストランごっこ>
ご飯の時間はレストランの店員さんに大変身!
お箸や取り皿を並べたり、
「いらっしゃいませ~」なんて言いながらやればワクワクが倍増します。
食べ終わったら「ありがとうございました~!」食器を洗い場まで運びましょう。
出来上がった料理を運ぶのは怖いので(笑)
落としても大丈夫な物を選んでちびっこ店員さんにお願いしましょう。
机を拭くのも店員さんの役目。拭き方を教えてあげてからやってもらいましょう。
子どもは~ごっこが大好きです!きっと楽しみながらお手伝いをしてくれるはず。
<お片付け競争>
これは幼稚園でもよくやっていました。
ただのお片付けではありません!
ルールは早く片付けること!
でも絶対におもちゃを投げないで優しくしまうこと!あった場所に戻すこと!
テキパキやりながらも、おもちゃは雑に扱わず、あった場所を思い出しながら頭を使ってお片付けをします。
出来たらお母さんの所に行って、「任務了!!」の報告。上手にできたかチェックしてあげましょう。
「どれどれ、、??」と手で眼鏡を作って覗くように見てあげると、子どもはドキドキしながら喜んでくれますよ♪
「元の場所に戻す」ことは、整理整頓の習慣付けにもなります。
<まとめ>
このように、お手伝いに少しの工夫を加えるだけで、楽しい遊びに変えていくことが出来ます。
全部お手伝いの中で出来ることなので、何も準備する必要はないし、
「やらなきゃいけない家事」が「楽しい家事」に変わります。
何より、子どもとのコミュニケーションが沢山取れる。
こんなことも出来るのか!次はこれも出来るかも!という新しい成長の発見にも繋がります。
とはいえ、子どもにも気分があるので、「今日はやらな~い」ということもあるかと思います(笑)
無理にはやらせず、「やる!!」とやる気がみなぎっている時を大切にしていって欲しいと思います✨
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