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Day.10 スイングビッグデータ④ヒップターン

「SwingTRU(スイングトゥルー)」はGOLFTECのレッスンのベースとなるビッグデータです。今回は4つ目をご紹介します。

インパクトポジションにおけるHip Turn(ヒップターン)

Turnとは、ターゲットラインに対する腰の回転を度数で表したものです。
(Open:開いている、Close:閉じている)

インパクトでの腰の回転に注目。左がハンディキャップ30のゴルファー/右がプロゴルファー
縦軸が回転量/横軸がハンディキャップ数 の相関図(右に行くほど上級者)

このデータでは、上手なゴルファーほど、腰の回転がOpen方向に動いていることが示されています。ツアープロは36度ほど開きます。
なお、インパクトでのヒップターンは、「トップにおけるヒップターン」とセットで考える必要があります。
トップにおける腰の回転(Close)が大きいと、インパクトでの腰の回転(Open)を増やしづらくなるためです。
何の改善を目的にするかによって、取り組む優先順位が変わります。

Hip Turnは「飛距離」や「最下点の安定性」に影響する

今回ご紹介したインパクトにおけるヒップターンは、一定の条件を満たしたとき、「飛距離」や「ダフリやトップの改善」にメリットをもたらします。
一定の条件とは、フェースがクローズでインパクトできている(左回転のボールが打てる)こと、インサイドアウトに振れていること、等の要素です。
条件を満たした状態で、インパクトのヒップターンが増えると、ハンドファーストが作りやすくなり、ロフトが立ちますので、飛距離が増える要素となります。併せて、最下点もややターゲット方向に移動するため、ダフリ辛くなります。

インパクトのヒップターンを熱心に練習している中で、スライス(右回転のボール)が出続けるようであれば、練習方法や練習ステップを見直されてもいいかもしれません。



ゴルフテック レッスン体験記

レッスン体験記で、今回の内容に該当する記事は、残念ながらありませんでした。
ですが、見方を変えると、インパクトのヒップターンに取り組むタイミングは、上達ステップの序盤にはなりづらい、と言えるかもしれません。
いずれにしても、スイング改善には大きな流れがありますので、全体を俯瞰して修正に取り組むのがおススメです。

ゴルフテックコーチは、統計データを参考にしつつ、マンツーマンで課題解決に取り組んでいますので、なにか上達に悩まれているようであれば、ゴルフテックにご相談ください。



ゴルフテックでは、初回スイング診断からスタートします。

私自身が、このような場で執筆するのは初めてです。ですが、日本中のゴルファーの皆様に、少しでも役立つ情報を提供できればと思い、連載を始めることになりました。ゴルフテック共々、応援いただけますと幸いです。(”スキ”や”シェア”してもらえると嬉しいです!)

また、ゴルフテックが気になる方は、是非スタジオまで足をお運びください。
まず初めに初回スイング診断を受講していただき、そこでお悩みのヒアリングやスイング分析、体験レッスンなどを行います。様々な統計データを用いつつも、ゴルファーのお悩みに合わせたレッスンを行っています。
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