認知症サポーター養成講座。
今週は、私が住む久喜市で、
認知症サポーター養成講座というものを受けてきました。
コロナの影響で、未だに自粛を頑張らないといけない介護従事者。
今年の3月から、自由にあちこち出られなくなってしまって、最初はただ気分転換になる事をやっていたのですが、
夏前になり『昨年は介護福祉士の試験に向けて今から勉強頑張っていたなー』と思い出しました。
資格を取ったからといって介護の仕事内容が変わるわけではないのですが、今の勤務先の職員さん達の方が明らかに知識が多いなと感じていて・・・
この自粛期間に、少しずつ復習とか勉強をしていきたいなと思うようになり、
『そういえば、介護福祉士の試験対策講座の先生が、試験が終わったらこれも受けた方が良いと言ってたな』と。
住んでいる久喜市のホームページを覗いて、この認知症サポーター養成講座というものを見つけました。
今までの教わり方とはまた違う話が聞けるかもしれない!
人数も今までより少ない設定で、コロナ感染対策もされているようなので、申し込んでみました。
認知症サポーターとは、特に何かをするとか、特別に何かできるわけではありません。
認知症の事を正しく理解して、偏見をもたず、認知症の方やご家族に対して温かい目でみる事がスタート。
『認知症の応援者』という感じらしいです。
私が選んだ会場は、コロナの影響もあり大きな会議室なのに参加者10名くらいで、検温や距離の対策もして下さっていて安心して受けられました。
まず、いただいたテキストにビックリ!
これ、誰でも無料で受けられるのに、思ったより詳しく分かりやすく載っているのです。
講座開始。
介護に関して、初任者研修から介護福祉士まで色々学んできたし、今回の内容は介護福祉士の試験範囲の100分の1くらい(言い過ぎ?)だったのですが、
詳細は忘れてしまっている部分もあるし、一つの事をこんなにじっくり学べなかったし、
普段お仕事では業務が忙しくて、認知症の方への対応も反省点が多々あるなと感じたり、
介護事業所にお世話になるレベルではない方の事を考える時間が今まではなかったので、
1時間半ほどの講座だったのですが、私はひたすらメモを取って真剣に聞いてしまいました。
この認知症サポーターの講座は、昨年までに全国で1千万人以上の方が受けていて、埼玉県では40万人以上、
久喜市は、人口は15万人ちょっとの中で、1万5千人も受けているそうでビックリしました。
(とはいえ、まだまだ足りないか・・・)
ちなみに久喜市では、65歳以上の方が4万人を超えていて、そのうち認知症の方は推定6800人くらいだそう。
このまま、どんどん増えてしまったら恐ろしいです・・・
受講が終わったら、認知症サポーターの証のオレンジリング(ブレスレット)と、カードもいただけました。
私も、こういった講座があるなんて知らなかったので遅かったですが、
多くの方にこの講座を受けてほしいと感じました。
無料でここまで親切に学べるなんて、すごいです。
認知症の種類や認知症の方への対応など、知識として、またご家族やまわりの方に対しても勉強になるかと思います。
お住まいの地域のホームページをチェックしてみて下さい!
今回も貴重なお時間を使って、読んで頂きありがとうございました(*^-^*)
亜希