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ただ頑張るのではなく、いい習慣を身につけよう。アウトプットの習慣が未来を変えるという話。

こんにちは。間山です。

先週の新卒向けの全社研修がアウトプット研修だったので、今回は、アウトプットし続ける習慣の重要性について書きたいと思います。

noteをはじめて二週間。頭の中で考えていたことや、これまでやってきたことを文章にしていってます。こうやって書き続けているとどんどんストックがなくなっていき、そのうち、書くことがなくなることになりかねません。ま、幸い、みんなより長く生きてますし、それなりに経験もしているのでまだまだ大丈夫ではありますが、アウトプットのみをしているといつか枯渇するのは当然です。

以前、ハタラクティブに講演に来ていただいた際、現APU学長の出口さんもおっしゃってましたが、インプットをし続けることはとても重要なことですが、それを支えるのはアウトプットの習慣です。

レバレジーズの例を紹介します

レバレジーズでは毎朝、Good&Newを実施し、また全社員がメールにて日報を送り、また部署によっては週報や月報を送っています。

Good&Newについては、毎朝、何名かのチームに分かれ、それぞれが「良かったこと」かつ「新しいこと」を共有するというものです。このように毎朝共有するというアウトプットが固定されることで、普段の生活においても「何かいいことはないか」、「何か新しいことはないか」を探す習慣が生まれ、これにより情報に敏感で、かつ、前向きに物事を捉えられる人になることができる、と言われます。親子の会話でも「今日の学校はどうだった?」と聞くより「今日の学校でどんなおもしろいことがあった?」と聞く方が教育上、いいという話もありますね。

また日報や週報については、定量的に報告する業務報告、数値報告が求められます。これにより、普段から数字や事実、データを意識して集めたり、数字や事実ベースで考えたりする習慣ができます。トヨタのカイゼン文化で例えると、彼らは「カイゼン」というアウトプットをしないといけないからこそ、普段から改善できるところがないかを探し、それがないと不安になるという状況になり、それが習慣化され、かつ会社全体の文化として浸透するに至っています。

意識を変えることは難しく、徹底するという解決策が徹底された試しはない

イチローさんは努力は報われるか、という質問に対し、努力と感じている状態はまずいと言っています。

メンバーには常々言ってますが、意識は形がないものですので、それ自体を変えることは簡単ではありません。意識で自分をコントロールしようとすることには限界があります。努力は大事ですし、頑張ることはとても大事ですが、頑張るより、当たり前のレベルをあげる習慣を身につけ、努力や頑張りはいざというときのオプションとして残しておくべきです。

ではどうするか。

まず結果を変えましょう。アウトプットから変えていくことです。SNSで仕事に役立つ情報を発信することでもいいです。いつも行っている定例の報告の内容を変えることもいいです。自分一人では続かないという人は誰かと約束をしてもいいかもしれません。毎週、新しく読んだ本の話をするとか。約束することは継続に対して、ポジティブな力となります。自分との約束より他人との約束のが履行力が高まります。高らかに宣言しましょう。

習慣化することは難しいですが、ルールを作って、それを守るのは意外と簡単です。結果的にそれが習慣化につながります。矛盾する表現な気がしますが、最初に結果を変えることが大事です。

過去と他人は変えられないと言いますが

未来と自分は変えられるという文脈で言われることですが、それすら懐疑的に思うときもあります。変えられるのは未来ではなく、今の自分の言動だけです。彼が言ったかどうかは分からないそうですが

最も強い者が生き残るのではなく、最も賢い者が生き延びるのでもない。唯一生き残ることが出来るのは、変化できる者である。
―チャールズ・ダーウィン

と。

VUCAの時代と言われます。変化のスピードはますますあがっていて、予測することの価値は相対的に下がっており、適応と学習が重要とされます。今回のコロナの件も可能性としては理解していましたが、実際にそれに備えて準備していた人はそこまで多くなかったと思います。

変化を恐れず、新しい行動をはじめてください。アウトプットから変える、というのがおすすめです。


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