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孫さんの思考回路をもとに成長し続けるための心構えについて考えてみる。

そして次に「七」。「この7という数字がキーナンバー」だと孫氏は言う。「これが9割だったらいいかというとそうではない。9割の確率になるまで準備すれば手遅れになることも多い。敵も準備ができてしまう。だから遅過ぎにならないように、若干、早め早めに攻めていく」。
だからといって、早ければいいというものでもない。「5割や6割の勝算のところで手を突っ込んでいくと、一か八かになり過ぎる。だから7割の勝率のところで進んでいく」。
引用元:日経ビジネス「孫氏の思考回路」

事業開発に関する孫正義さんの言葉ですが
事業や組織、人の成長でも同じように考える方がいいなと思います。

成長曲線にはいくつかのタイプがあると言われます。

分かりやすい直線的な成長は現実的にはまずなくて
階段的だったり、指数関数的だったり、対数関数的だったり、
指数関数と対数関数をあわせたロジティクス曲線的だったりします。

いわゆるS字カーブですね。

そして多くの場合、
成長は最後のロジティクス曲線的、
S字カーブ上に起きてくると言われたりもします。

要領をつかむまでは少し時間がかかるけど
つかんでしまえば一気にできるようになる。
だけど本当に熟練し、突出するのは難しく
徐々に成長は緩やかになっていく。
イメージとしても一致するように思いますね。

ここで「7」という数字がキーナンバーになります。

どういうこと?となりそうですが
停滞を迎える前に7割の段階で次の成長曲線をしかけよう、と。

多くの場合、新しい成長をしかけるのが
成長して、停滞した後だったり、よくても9割の時点だったりします。

もしくは勇み足でまだ目途が立ってもいない段階で
同時並行的にしかけてどちらも中途半端になることもあります。

成長をしかけなければ
実際に成長し、価値を高めることは難しい。

ただ早すぎても遅すぎてもダメ。

感覚的には
新しいことをしかけると次々と問題が出てきますが
問題発生のペースが鈍化してきたタイミングには
次の成長をしかけていく必要があるなと思っています。

個人でも組織でも事業でも
今の状態に満足せずにより高い理想を掲げられること
そして次々と解決すべき課題を見つけられるのは大事です。

不満足なソクラテスであろう、と。

以上、ご確認ください。

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