「テイク2を繰り返す勇気」
負の感情は誰だって、出来るだけ持ちたくない。
持たずに生きられればどんなに楽か。
でも持って初めて得ることの出来る感覚もある。
不安に押しつぶされそうなシーンで
「失敗したらどうしよう」
「間違えて恥ずかしい思いをするかも」
こう感じる時に「自分は緊張している」
と受容することで、練習や訓練を重ねた日々が浮かぶ。
練習や訓練を重ねた自分の姿が自信に繋がる。
そもそも失敗を恐れる気持ちは子供の時からの刷り込みで身につく。
「点数が悪くて怒られた」
「落ち着きがないと通知表に書かれた」
「うまく話せず笑われた」
この裏にある
「実は体調が悪かった」
「先生が怖くて授業どころではなかった」
「他の人が失敗して、自分の順番が急にまわってきた」
という事はすっかり忘れて、
出来なかった事実だけが心に刷り込まれていく。
次に湧いてくる感情は
「あの子は頭が良くていいな」
「先生は怖いのに皆に慕われている」
「どうせあの人気者のようには話せない」
マイナスの感情は、そのほとんどが「羨ましい」という気持ちからスタートし、羨ましいと思っている自分の劣等感を受け入れられないまま蓋をしてしまう。
これではもったいないですよ。
自分の持つ不安をまずは認める。
認めた上でチャレンジすれば、仮に着地に失敗しても、「不安があったのだから当然だ」と納得することができる。
納得出来たのだから、次にとる対策へ目を向けることが出来る。
そして、羨ましいと思う自分の劣等感を認める。
認めた上で、自分ならどうすれば良いのか自分にフィットする方法を模索する。
この流れを連続させる。
「継続」と意識すると失敗が嫌になる。
「連続」と意識することで失敗を次のステップへの進む為の過程だと認識する。
結果、劣等感や不安といった負の感情を自分の糧にすることが出来る。
トラブルを糧にしてテイク2にトライしてみる。
「ピンチはチャンス」という言葉はあながち間違いでは無いと私は思います。
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