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はじめての転職&海外就職【海外で働くシリーズ】

カナダ移住に合わせて、初めての転職そして海外就職をしました!
日本にいる時から職探しとレジュメやカバーレターの準備を始めて、内定をもらうまで4〜5ヶ月かかりました。

この記事では私が自分なりに工夫した海外就活や学んだポイントを書いていきます。


海外就職活動にかかる時間は?

私がカナダ職探しを始める時はワーホリビザを持っていました。
ワーホリビザは入国日から1年間有効なので入国してからすぐ仕事を始められるように、日本にいる時に内定をもらうことを目標にしていました。

これが初めての転職だった私は転職活動にどれくらいの期間をかけるべきかも分からなかったのでとりあえず調べてみたところ、平均で3〜6ヶ月とのことでした。

On average, it takes about 3-6 months from start to finish to get a job, and you have an 8.3% probability of getting a job interview from one job application.

How Long Should a Job Search Take?

職種や経験の多さや社会的なニーズによって短ければ1ヶ月、長ければ半年以上かかるみたいです。
職探しをする国によっても職探しにかかる期間は違うので、自分の経験値や語学レベルなどに合わせて十分に期間を確保すると良いですね。

私の場合はカナダに住んだことも、働いたこともなかったし、
働けるビザはあると言っても1年限定だし、
英語力は仕事をするのに支障がないくらいのレベルはあるとは思いましたが、さすがにネイティブスピーカーには敵わないのでカナダでの就職活動は長期戦になることを覚悟していました。

就活の準備から内定までのざっくりとしたタイムラインはこんな感じです↓
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2022年10月〜11月 レジュメとカバーレター準備、求人情報を調べる
2022年11月〜12月 求人に応募始める、レジュメとカバレターやり直す
2023年1月 面接に進む、求人に応募
2023年2月頭 内定&仕事開始
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ちょうど平均的な転職活動の期間で終えることができました!

海外就職の対策でやったこと

今回の就活は人材紹介のサービスは使わず、求人サイトとLinked-inを使って就活しました。

お世話になった求人サイト

Indeed
日本での有名な一番使えた求人サイト。Indeed様様です。

Job Bank
カナダ政府が運営している求人サイトで、ワーホリのような短期滞在者向けの仕事や、LIMIAという外国人を雇用する権利のようなものを持っている会社を探せます。

LinkedIn
海外ではLinkedInを活用しての就職活動が一般的なので、使えると便利なプラットフォームです。
私は主に雇用主の情報を調べたりIndeedやJob Bankにも掲載されていない求人を探すために使いました。

業種や職種によっては求人サイトに求人情報があまり載っていない場合があります。
私は大学とカレッジの仕事をメインに探していましたが、学校系の仕事は求人サイト掲載されないことが多いので上記のサイトに加えて学校のホームページの求人ページを直接確認しました。

レジュメ

ネット上で見つかるテンプレは使わずに自分で1から作りました。
(レジュメのデザインはCanvaにお世話になりました🙏)

転職サイトに載っているサンプルや、アメリカでお世話になったメンターに頼んでレジュメを共有してもらって参考にしました。
業務内容やスキルを表すのに使える単語を調べたり、
希望している業種で求められる経験やスキルをアピールできるように強調したり、
1回目を書き終わってからメンターに確認して添削してもらいました。
合計で3人の人に目を通してもらいました。

最終盤のレジュメ

カバーレター

レジュメよりもカバレターの方が難しい気がします。

1ページで自分が会社にとってどのような価値や提供できるかをアピールするというのは本当に難しくて、何度も書き直しが必要でした。
これもいろんな動画やサイトを見て自分なりに書いてみて、誰かに見てもらって修正というのを繰り返しました。

数回の修正とフィードバックと自己調査をして学んだのは、カバレターは過去に達成したことを説明するのが目的じゃない。ということです。
過去にどんなことをしたのか、どのような実績が出たのかはレジュメの役目で、カバーレターは
・自分がどういう人なのか
・どのような価値を提供できるか
を説明するのが目的です。

1-2回目に書いたカバレターは過去について書いていたので、3-4回目に書き直した時は過去があるからこそ自分は今どんな人間で、どのようなことを新しい会社で達成できるのかを強調しました。

日本人ならではの落とし穴

レジュメとカバーレターを書いていてメンター全員に言われたのが、謙虚になりすぎでした。
メンターは私の性格や過去をよく理解していたので、「もっと色んなことやってきてるのに何で書かないの?」と指摘されました。

日本は謙虚でいることが美徳とされてる文化であるということもあって自分を過小評価している傾向があります。
過大評価して応募先に事実じゃないと思われる心配や、自信がないということも。

自分一人でレジュメを書いていると過小評価してることが分からないので、レジュメを書く前や書きながらメンターやコーチなどと話して第三者的目線で自分の価値やスキルを引き出してもらうのが良いと思います。
私の友人は有料のストレングスファインダーをやってくれる人材コンサルと面談して転職活動の準備をしていました。

実際の結果

応募した仕事とその結果がこちら!

  • 応募数合計:9(もっと応募してるかも?)

  • 書類審査通った数:4

  • 面接まで進んだ数:2

  • 内定数:2

職探し3ヶ月目くらいまでは返事が全くもらえず、やっと書類選考が通ったと思ってもその後のビデオ録画の審査で落ちてしまいました。

私の職務経験がそもそも就職先と合ってない可能性があったし、「カナダ国籍と永住権保持者を優先的に審査する」としているところもたくさんありました。

外国人で、ビザの有効期限があって、英語はネイティブレベルじゃないし、カナダでの職務経験はないし、、、
不利な条件は多かったですが、それでも最終的には私の人間性とこれまでの経験を評価して採用したいとオファーをくれる職場があったので本当に良い縁がありました。

前職は広告代理店でコンサル/営業職をしていて、今回の転職はカレッジという教育業界への転職だったので前職の経験が活かせる自信がありませんでしたが、、、
それは全くの勘違いでした!
逆に前職があったから今の仕事に就けたと思います。

今やっていることが今後どんなことに繋がるか分からないので、今は無駄に思える仕事でも手を抜かずに経験として積むことは本当に大切だと実感しました。

海外就職で収入が上がるというのは本当?

そして気になる収入の部分、、、
カナダに海外転職して収入は日本より大幅に上がりました!
前職では見込み残業代が入ってましたが、現職はそんなものがないので残業した分は支給してもらうか、残業時間分の休みがもらえます。
でも交通費が支給されない、家賃手当がない、などの違いはあります。

お給料以上に私が満足しているのは勤務時間と裁量です。
勤務時間は、7.5時間+30分の休憩=8時間
成果主義なのと上司が柔軟なので、成果が出てれば自分で決定権を持って仕事ができます。

仕事に時間とエネルギーをあまり取られないので、副業をする余裕があるのも収入が増えるもう一つの理由だと思います。

海外(カナダ)の働き方や副業についてはまた別の記事で。

最後に

今海外就職を目指している人がいたら周りになんて言われようと絶対に諦めないでほしいです。

「海外就職なんてそんな簡単じゃないよ〜」
「英語ペラペラじゃないとダメだよ〜」
「海外の企業なんて給料は良くてもすぐクビになるかもよ〜」
なんて言って、やる気を殺してくる人がいます。
テレビやネットで見た海外転職の情報を自分が経験したものかのように語ってくる。
あなたは何を知ってるんだ🙃
こう言う人たちの意見は流しておけばいいと思います。

自分を大切にしてきてくれた家族や友人は私たちに大変な思いをしてほしくなくて心配心からdiscouragingなことを言う場合もあります。
私の家族も小言を言ってくることはありましたが、そんな時は「私を信じて」と(映画のセリフのようなことを)言ってそれ以上の説得はしませんでした。
私のキャリアと人生なので説得して誰かの承認をもらう必要はないと思ってるから。 

挑戦して努力して、うまくいかなかったらその都度考えてまた行動を起こせばいい。

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海外経験留学ロスという共通点を持った、メラメラ系🔥のAkiとほんわか系🌿のYochie が送るHerbest ラジオ

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