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連載エッセイ「弱い自分」第21回「自分とアニメ」

自分はアニメを見るのが好きである。といっても子供の頃からたくさんアニメを見ていたわけではない。
自分が幼少期にやっていたアニメはドラゴンボールやるろうに剣心、スラムダンクといったジャンプアニメがゴールデンタイムで放送していたり、エヴァンゲリオンといった今は深夜帯にやっていそうなアニメが夕方にやっていた時代。
しかし自分はそういったアニメをリアルタイムで見ていないのである。

それには理由があり、一つはただ単に絵が怖かったから。結構子供には刺激的なシーンが多いので親が見せなかったのかもしれない。そしてもう一つはNHKのアニメを中心に見ていたから。テレビ東京でやっていた夕方枠のアニメを見ていないのは同じ時間帯にNHKでアニメや子供向け番組をやっており、忍たま乱太郎、はりもぐハーリー、天才てれびくんを連続で見ていた記憶がある。

他に見ていたアニメはドラえもん、クレヨンしんちゃん、ポケモンといった子供向けのアニメが多かった。しかも他のアニメのほとんどはオープニングだけを見るというちょっと変な子供だった。単に曲がいいという理由なのだが、なぜか本編はあまり唆らなかった。その結果、曲は知っているけどどんなアニメなのかわからないものが多い。

自分がアニメを見まくるようになったのは中学3年生の夏。家にケーブルテレビが導入したからだ。これは自分にとって大きな衝撃だった。それまで約8チャンネルしかなかったテレビが一気に20以上のチャンネルを見れるので今まで見てたテレビはいかに視野が狭かったのか痛感した。
中でもアニメ専門チャンネルが自分の人生に大きく影響を受けた。
ドラゴンボールにスラムダンク、らんま1/2、トムとジェリー、パワーパフガールズと名前は知っているアニメから初めて知るアニメまで国内外のアニメを毎日見ていた。

今ではネットでいろんなアニメが観れるが、当時としてはこの衝撃を超えるものはなかった。本当に自分ってアニメが好きなんだなぁと書きながら思ったのであった。

最後に自分の人生に影響を与えたアニメをベスト3で紹介しよう。

第3位 アイカツ
ディズニーチャンネル経由で見ていた女の子向けアニメ。大学時代に見て、今も見ることがある。アイドルの世界を通じて人生の教訓を学んだアニメである。あと曲が良くてSpotifyにプレイリストを作るほど。そのプレイリストで某夢の国を一周歩くのが密かな楽しみである。

第2位 あたしンち
ここまで他人とは思えないアニメはない。小学生の時にリアルタイムで見て、毎週楽しみに見ていたのを覚えている。放送終了して10年以上経ってもDVDを借りてみたり、youtubeで見たりと月に1回以上見るほど。今月から新作が配信されていて、ワクワクしている。

第1位 ドラえもん
言わずもがな自分の人生に大きな影響を受けまくったアニメ。物心ついた時にはすでに見ていたドラえもん。もう30年以上も毎週欠かさず見ている。気がつけば大山のぶ代時代よりも水田わさび時代の方が長く見ている。もちろん映画も毎年欠かさず見ている。(あんまり映画館で映画を観るのが苦手なので唯一映画館で見ている映画である)

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