連載エッセイ「弱い自分」第2回「せっかち人間」
自分は早く終わらせなきゃと思い、急いで行動する人間だ。
いわばせっかち人間である。
予定を立てて何時から何時までこれをやろうとしているが、結果は予定より早く終わる。単純に1つのことを長々とやるのが嫌いなのである。
それはイラストを描く時もそう。
じっくりかけて1枚完成しようとやる前は気合を入れるが、時間が経つにつれて早く別のことをやりたいという思いが強くなりすぎて、結局短い時間でやることが多い。
そして後日自分のイラストをみて
「なんでこんなイラストOKしちゃったんだろう」と後悔する。
出かける時もそうだ。
ショッピングモールに行く前は3時間は居るだろうと思ったが実際はたった1時間程度。
図書館でも4時間のつもりが長くて2時間。
本当にせっかちな人間だ。
しかも問題なのは早めに終わったところで時間が空くので結局家でダラダラしてしまうことだ。
なんのために早く終わったのか?本末転倒である。嫌なことを早く済んであとはぐうたらする。
意味のわからない時間の使い方だ。
こんなこともあった。
ディズニーランドへ行った時のこと。ちゃんと乗るアトラクションを決めて、
アプリで待ち時間を確認して空いているアトラクションへ乗る。
その結果、一通り乗り終わった後、待ち受けているのが暇。
夜のパレードまで2・3時間あり、結局その間なんもすることがなくただ景色をじーっと見ていたのであった。
なんでそんなにせっかちなのって言ったら答えは「わかりません」(笑)
こう言う人間です。自分は。
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