連載エッセイ「弱い自分」第6回「お金を使わない人間」

自分はそんなにお金を使わない人間である。
食事や本などを買う際に真っ先に考えるのは値段。自分は外食する際にこの店の値段をチェックする。そして1000円以下だったら食べるというのが自己ルール。なので東京とかに行くと1000円以上のものが多くてなかなか足を踏み入れることができない。

テレビを見て「美味しそう」「食べたい」という気持ちがあっても値段を見たら冷める。こういう人間なので普通に買い食いとかもしないのである。
スタバに行っても作業がしたいだけなので1番安いコーヒーを頼むだけ(コーヒーが苦手なのでいつも嫌々飲んでいる)。

最近、こんなことがあった。
とある理由で浦安市に行ったときのこと。帰りに舞浜駅が近かったので東京ディズニーリゾートのグッズが売っているお店に行こうと思い、その店を訪れた。
店にはお菓子やグッズがずらっと並んでいて特に気になったのはミニフィギュアである。
ディズニーリゾートのアトラクションや飾りを再現したフィギュアが売っており、自分はそのフィギュアが欲しかった。
しかし値段を見るとなんと6000円。買いたいけど高い。悩んで悩んで悩みまくった。そして自分はこのフィギュアの置き場所を考えた。
買ったとしてもどこに置くのか。そもそも自分はそんなにフィギュアを見る頻度はない。色々と考えた結果、買わずにその場を去った。

こんな感じで優先順位としてお金→役に立つものか→直感でほしいという感じなのであまり物を買うことはないのである。

あとそもそも自分は物欲がない人間である。以前も書いたが自分はアニメが好き。でもそのアニメのフィギュアとかキーホルダーといったグッズが欲しいかといったらそうではない。
むしろ興味がない。自分はそのアニメのお話が好きであってキャラクターに関しては好きなキャラはいるけど24時間ずっといたいとは思わない。なのでそういうグッズには興味がないのである。(ディズニーとドラえもんは別)

お金を使わないのは今後の生活のためで今の生活のままではまずいと思ったからである。そのために無駄な物を買わないで生活している。これを大学時代から続いている。
最近は料理店に行かないように行く前に家で食べたりお弁当を作って近くの公園や座れるところで食べてる。
なので高い料金で美味しい物を食べている人が羨ましいと思っている。

なんてケチくさい人間なんだろう。自分は。