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ポケモンコンシェルジュ2話 ポケスリ勢の初見感想

 「Pokémon Concierge」2話を初めて見た時の感想を1話視聴後に書いていきます。本編を1度見ないと何のことか分からないと思います。クオリティー高いから見てみ。
 初見時且つ完全な門外漢なので見逃しや勘違いがあるかもしれませんがご容赦ください。また、時間表記も少し前後している可能性があります。

 全話共通で前情報を載せています。同じ文章ですので読まなくても結構です。

他話のリンク


前情報

 ポケモンコンシェルジュについては下の記事を超ざっくり目を通したくらいしか事前情報を仕入れていません。ストップモーションであり、ポケモンが出ることくらいしか知りません。

 このジャンルについては「ニャッキ‼」(=青のイモムシ)と「カペリート」(=キノコで鼻を鳴らすやつ)しか見たことがありません。しかも、子供の時見た切りなのであまり覚えていません。

 どうでもいいことですが、今回調べて初めて鼻キノコがカペリートっていう名前だと知りました。

私のポケモン知識

 カントー~シンオウ地方で知識がほとんど止まっています。ポケモンGOをやっていたので少しはそれら地方以外のことも知っています。それとポケスリの影響でSV等の動画もほんのちょっと見ています。

ゴローンが強い

 メタグロス持ち上げられるのかよ⁉
 カイリキ―等力自慢のポケモンなら分かりますがゴローンがそんなことを出来るとは思っていなかったので驚きました。

電波なし(1:13)

 EDの歌詞まんまなんだなと気が付かされました。見逃しているだけかもしれませんが時計も今のところ出ていないと思います。

 電波がほとんど飛んでいないって現代人にはキツイよ…。他のスタッフもこれに共感していてこの価値観はこの世界でも同じなんだということが示されました。

 それだけこの島が日常と隔離されており人にとって特殊な場所でありことが示されました。後でピジョンがテントを破壊するシーンからポケモンにとってもそのような場所だと分かります。

波の表現(2:11)

 ここの波はすごいと感じました。波の押し引きはもちろん、濡れている砂と濡れていない部分が若干異なっています。私がストップモーションについて無知なだけかもしれませんがすごいと感じました。しっかりとポケモン以外も描写しているのがいいなと思います。

ピカチュウ(2:55)

 ハルが不器用な娘であるとここまで提示されてきましたが手先の面で不器用だと思いませんでした。主人公が秀でていないことを最初に示し、物語が包むにつれ成長や長所を発見するパターンじゃないかと思っています。

 ポケモンの顔であるピカチュウをここまで登場させない点に製作者はこの作品に対して自信があるのだと感じました。

「ポケモンは何をしてほしいか言えない」(3:14)

 なんかメインテーマぽいの出てきたなと感じました。異種間コミュニケーションである奴です。

 「ポケモンは何をしてほしいか言えない」とハルが述べ、アリサは人も同じだと返しています。ハルは人とポケモンは異なる、アリサは人とポケモンは共通点があると考えているようです。

 ワタナベにしてほしいことを言われたのに意味が分かっていないハルがこう言うのがアイロニックですね。

「君に決めた‼」(5:00)

 サトシが良く言っていたセリフです。ポーズは山田奈緒子の「全部まるっとお見通しだ‼」(ドラマ:TRICK)ですけど。

 ポケモンシリーズのアイコニックなセリフから物語が舞台設定の紹介からハルとコダックの物語になるのだろうと感じました。

ディグダ(6:38)

 スクーターの前に飛び出してきました。質感が毛っぽくてちょっと驚きました。どちらかというとツルツルしてそうなイメージがあったからです。モチーフがモグラだから毛で表現されているのかもしれません。

 それと出てきた周りの地面がいかにもディグダ系の周りって感じがして好きです。ゲームだと鼠色だった気がしますが、島なので茶色になっています。ちゃんと環境に応じて変わっている点がグッド。

 2回目に飛び出したとき、それ以前よりゆっくり小さく顔を出しています。様子をうかがってるみたいでかわいいです。表情に変化がなくても身振りに感情が表れています。

同シーンのタイラ

 タイラはジャムを台無しにしても怒らずハルのことを心配しています。一方、ハルは非常に焦っています。タイラは結構おおらかな性格なのかな?と感じました。彼は1話で清掃員っていっていたはずですが、なんで料理までしてるんでしょう?

 ここもですが、同僚のアリサも同じように心理的余裕があるように見えます。彼らが島の象徴であり、ハルは現代社会の象徴とみることが出来るのかなと思いました。多分これから島や彼らに感化されハルは落ち着いてくるんだと思います。

3サル(7:40)

 名前が出ましたが、どれがどれだかよくわからない…。申し訳ありませんが3サルと表記させてもらいます。

 彼らだけ常に働いている気がします。猿はいたずらもののイメージがあったので意外です。あと、彼らに仕事を頼むのではなく、自発的に手伝っている部分に配慮を感じました。仕事を頼むとどうしても上下関係や主従関係のっぽくなっちゃいますからね。

きのみが転がるシーン(7:58)

 転がっていたのがフワッと浮いていく表現がすごい!!
 転がり落ちていたものが違和感なく浮いていきます。他の動きとは違うので”ねんりき”という特異性が際立っています。

ミズゴロウの水やり(8:40)

 慣れてない子供が水やりしてるみたいでかわいかったです。勢いよく水をあげるところもそうですが、地面じゃなく花に直接かけている点もそう感じさせてくれました。

きのみ割り機(9:13)

 きのみが何か気になりました。私の悪癖です。ポケスリでしかきのみについて知らないのでこれが何か分かりません。トロピカルフルーツのようですが、外が固いようです。我マンゴーに殻が付いた感じでしょうか?形はデコポンに似ています。

コダックの表情(10:08)

 「こいつマジかよ…」みたいな表情が好きです。初めてポケモンの明るくない系表情を見た気がします。

 気書いているときに思いましたが、ハルがジャムをこぼしたシーンと似ている気がします。どちらも自分の失敗で迷惑をかけるが、相手は全く怒っていない点が共通しているように思いました。つまり、彼女たちは似た者同士ということです。

チョコ(10:30)

 チョコだったんだ…。サクマドロップスかカフェインタブレットの大きい奴かと思っていました。前者は缶の形状から、後者は1話や2話でPCで作業をするときに食べていたからです。

 大人は自由と言っている部分にハルがまだ成熟しきっていないと感じました。悪い意味ではありません。身体・社会的に大人になってはいるけど、好きなだけ食べる少し幼稚な部分があるからです。こういうキャラ大好きです。

 書いていて「ポケットのファンタジー」を思い出しました。改めて聞くとこの歌が今の自分に刺ささる部分がありました。子供の頃はあまり好きではなかったのですが、改めて聞くといろいろな意味できつくなりました。大晦日に大ダメージを受けました。

全体の感想 初めてコダックをかわいいと思った

 今までコダックに対してあまりかわいいと思ったことがありません。見た目が嫌いというわけでなく、私との接点が少なく印象が薄いからです。コダックに対して覚えているのは、カスミの手持ちである、ダイパで道をふさいでいたといったくらいです。

 そんなこともあり、視聴前はコダックがこの作品でメインキャラクターとなっているのが不思議でした。ですが、2話を見て動きの愛らしさにやられました。特に10:08の引いてる部分がキュート。だから去年ミスドでドーナッツになったのかと合点がいきました。

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