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ポケモンコンシェルジュ1話 ポケスリ勢の初見感想

 「Pokémon Concierge」1話を初めて見た時の感想を1話視聴後に書いていきます。本編を1度見ないと何のことか分からないと思います。クオリティー高いから見てみ。
 初見時且つ完全な門外漢なので見逃しや勘違いがあるかもしれませんがご容赦ください。また、時間表記も少し前後している可能性があります。

 全話共通で前情報を載せています。同じ文章ですので読まなくても結構です。

他話のリンク


前情報

 ポケモンコンシェルジュについては下の記事を超ざっくり目を通したくらいしか事前情報を仕入れていません。ストップモーションであり、ポケモンが出ることくらいしか知りません。

 このジャンルについては「ニャッキ‼」(=青のイモムシ)と「カペリート」(=キノコで鼻を鳴らすやつ)しか見たことがありません。しかも、子供の時見た切りなのであまり覚えていません。

 どうでもいいことですが、今回調べて初めて鼻キノコがカペリートっていう名前だと知りました。

私のポケモン知識

 カントー~シンオウ地方で知識がほとんど止まっています。ポケモンGOをやっていたので少しはそれら地方以外のことも知っています。それとポケスリの影響でSV等の動画もほんのちょっと見ています。

本編

スタート~移動

愚痴シーン まつ毛とカレー以外に関連があることで愚痴ってる
 ハイヒールは分かりやすく週の初めと終わり、その次にプレゼンが対応しています。実際にはプレゼンが同じものかは分かりませんが。また、自分は彼氏と別れたのに、後輩は退職してしまいました。後輩は寿退社したのだと自分は予想しました。このようにほとんどの不幸が1週間で完結しています。
 後から思いましたが、6年付き合ってた彼氏と別れたといった大ショックがあったからこそ転職したのだと感じました。映画でよくあるパターンに似てると思います。離婚や夫の死をきっかけに旅立ち、人生がいい方向に向かっていくやつ。これらから、王道なストーリーで進むのかな?と予想しています。

キャモメ 質感がスゴい‼
 暗い画面から海の上に場面転換。おそらくフェルトで体が作られたキャモメが登場しました。そのおかげで毛感が出ていて、思っていた以上のクオリティーだ‼となりました。全部粘土で作られているものだと思っていたからです。これは幼少期のNHKで見た作品=ストップモーションと自然に刷り込まれていた影響しています。
 個人的にハギ老人のピーコちゃんが強く印象に残っているポケモンです。自分が一番プレイしたサファイアのポケモンがトップバッターなのがなんだか嬉しかったです。

ポケモン選出 渋い。でも好き
 キャモメの次にコラッタって渋い。ピカチュウやイーブイといった超人気キャラが出てくると思っていました。
 後から考えると、序盤に出てくるポケモンを提示することでポケモン世界における日常の延長として描いているのかもしれません。

タイトル&キャモメ(1:04) めっちゃプッシュされてる
 タイトル右上にキャモメが居り、その後度アップになるシーンです。キャモメについてハギ老人とウミネコがモチーフってくらいしか知らないので分からないのかもしれませんが、もしかして人気だったり象徴的なポケモンだったりします?
 アップになると先ほどより質感が鮮明になります。体毛部分はタオルみたいなのにくちばしや足といった固い部分はツルっとしています。時代もありますがニャッキ‼と比べるとえらい手の込みようですね。ここら辺からスマホいじるを止めました。

ツル(1:21) 御三家登場、鳴き声変わったね

 ここでようやく序盤野生ポケモン以外が登場しました。しかもレイを渡してきました。完全にハワイにいるお姉さんです。教育されてるなって感じます。つまり、ポケモンリゾートは
 「ダネ」じゃなくて「オゥ」って鳴きました。アニメでの声が強く印象に残っていたのでちょっと驚きました。執筆時に思いましたが、もしかしてもう「ダネダネ」言ってるフシギダネって時代遅れ?

ワタナベ登場(1:41) 転職だった⁉&距離感
 ここまで完全に傷心旅行だと思っていたので意表を突かれました。この娘結構行動力あるな。
 ハルに対してワタナベと名乗っています。子供向けだと大抵下の名前で呼び合う印象があるのでちょっと驚きました。外国的な感じだと思っていたら「ワタナベ」だったのもあります。

エントランス(1:57) ポケモンごとに質感が違う‼
 さっきのキャモメに対する驚きと似たものです。ヒトカゲはツルっとしているのにワタッコやコラッタはふわふわしてます。ニャッキと鼻キノコで育った私からすれば、めちゃくちゃクオリティー高い‼って感動しました。

同シーン(2:04) ヤジロンのリージョンフォルム?
 見たことないポケモンがクロークを務めています。恐らくヤジロンのリージョンフォルムだと思います。ナッシーみたいに大幅に見た目が変わりながらもそれっぽさがあるのでそうだと思います。
 何地方で登場したか分かりませんが、新しめのポケモンも出しているため昔のファンだけをターゲットにしたものでないと感じました。

メタグロス(2:22) モンボが気になる
 メタグロスを子供が持っていることにちょっと驚きましたが、モンスターボールが気になりちょっと巻き戻しました。よく見えませんでした。細かいことが気になるのが悪い癖です。
 それにしてもメタグロスは金属感がありプールサイドに置いといて大丈夫なのか気になります。ゴローンもいるしそこらへん配慮されてるのかもしれません。

「全てはポケモンファーストよ」(2:46)
 ウパーがカワイイシーンです。本当にどうでもいいですが、「○○ファースト」と聞いて小池都知事を思い出しました。完全に自分が悪いですが、気がそれてしまいちょっと萎えました。

職務説明(2:55) 自然観光地案内的な?
 説明から自然保護区のガイドさんやレンジャー的なものが「ポケモンコンシェルジュ」だと理解しました。タイトルからポケモンと人をマッチングする仕事だと思ってました。

オオタチ(3:11) 追いかけっこ
 ちょっと前にデカいと話題になったオオタチです。カワイイ。たしか2m位と聞いたのでサイズが小さめになっているのだと思いました。その方がキュートだしいいと思います。
 ワタナベは軽く言ってるけど、コラッタ的にはDead or Aliveだったと思います。船にいたので観光地で早速災難だなぁと思いました。オオタチのキュートさですぐに流れましたが。

散策(4:13) レイがなくなる
 花の首飾りがなくなりました。先ほどまではスタッフ扱いでしたが、お客様扱いになったとたんなくなりました。ワタナベには特徴的なスカーフがまかれていたので、首飾り=スタッフなんじゃないかと感じました。先に書きますが、他スタッフ2名共にネックレス等何かしら首に巻いています。また、後半でスカーフを渡されます。この説が自分の中で強固になりました。
 ポケダン的にスカーフ=特別な身分(=レスキュー隊員)である印象が強いからだと思います。私はポケモン対戦と縁がないのでそっちのイメージしかもっていません。

男性スタッフ(4:35) ポケGOで地域限定のサル
 男性スタッフよりもサルに目が行ってしまいました。ポケモンGOでたしか地域限定だったポケモンだったからです。残念ながら名前は知りません。たしか日本はブロッコリーが頭についてるのが出たと思います。

同シーン スタッフポケモン
 細かいところが気になり過ぎているだけですが、”スタッフポケモン”というのが気になりました。アニメだと「相棒」や「パートナー」、「仲間」等人間と同じ呼び方をされるイメージがあったので、わざわざ”スタッフポケモン”と呼んでいるのが引っかかりました。ちゃんとビジネスなので分けている感じがあり、施設運営要素が出ていて好きです。
 執筆中に野生と区別するために付けてるだけなんじゃないかと思いなおしました。ついでに男性スタッフのスカーフに見直して初めて気が付きました。

苦笑(5:34) 表情がすごい‼
 目の下にしわが出来ています。ストップモーションってこんな細かいところまで表現するんですね‼大げさな身振りではなく細かな部分で感情表現するとは思ってもみませんでした。

タペストリー(5:58) マジでありそうなデザイン
 観光地のお土産で本当にありそうなデザインです。リザードンが首長だったり、フシギバナのぼつぼつがそう感じさせるのかなと思います。
 リザードンがエルマーのぼうけんっぽいとおもいました。

移動~ED

カイリュー(6:16) 蛇みたいなおなか
 最近とても強くなったらしいカイリューが登場しました。前側がアーボっぽいと感じました。
 後から考えると、進化前がミニリュウだから当たり前じゃないかと思いました。そんな細かいところまで気を配っていて素晴らしい。

アリサ登場(6:55) 見た目
 正直毛というよりも脳みそに見えました。
 ワタナベの特異性が目立ってきました。彼女だけ苗字+比較的しっかりとした恰好をしています。このことから管理職的立場にあるんだなとはっきり思いました。

ミズゴロウ(7:03) ミズゴロウ
 一番好きなポケモンです。出てきてくれるだけでなんだか嬉しくなりました。水生生物らしくつるつるとしている肌、とさかとシッポのえらがしっかり表現されています。尾びれがパタパタがキュート。大げさかもしれませんが、最初の選んだポケモンなんです。わかるでしょう?
 水を出すシーンでノズパスなら倒せたなと思ってしまいました。

着替え(8:00) 変化の予兆?
 アロハに着替えたシーンです。帽子を外して、ズボンも履き替えています。これまでシンプルな服だったのに派手な模様のアロハになりました。これから変わっていくぞ‼って前振りと捉えました。濡れたから着替えさせただけかもしれませんが。
 こういったシーンで有名なのは「千と千尋の神隠し」でしょうか。そのシーンを堺に従業員になる部分です。

イーブイ(8:11) 君しかおしゃれしてなくない?
 
「ポケモンもおしゃれできる」と言ってますが、今のところイーブイしか着飾ってないです。やはり名前を冠したタイトルが販売されるだけはあります。
 ミズゴロウにどうしても目が行ってしまいます。このシーン、足元でシッポをパタパタさせててプリティー。

サイコー(8:58) なぜ?
 ポケモンの可愛さは存分に伝わってきました。ですが、ハルが喜んでいるシーンは着替えと直前の食事でしか見ていません。このことから空元気だと受け取りました。なぜなら、この世界ではポケモンが存在するからです。船でコラッタが来ていたことからもそう思います。
 直後に「こんな時間がなかった」と言っているのでマジで働きづめだったんだな…とお労しくなりました。多分彼氏とも惰性で続けてたんだろうと感じました。そりゃ電話で分かれる。

コダック(9:24) ホラーからのカワイイ
 ホラーかヒロインみたいな登場をした直後に草むらに隠れます。おしりを振りながら進んでいくのがかわいい。初めてコダックをかわいいと思ったかもしれません。
 最近ポケスリにてウノハナで大量に出現してちょっと嫌になっていたので、ギャップにやられました。

マッサージ(9:34) ワタナベ&3サル
 ポケモンの世話ばかりすると思っていたので意外です。人→ポケモンへの奉仕はあってもその反対はないと思っていました。

自室(10:54) めっちゃ私室感あるじゃん
 リゾートというよりもOLのワンルーム感ある内装です。一昔前のドラマとかに出てくる感じの。今日ここに付いたのにもう荷ほどきしてカスタマイズしています。
 それと寝巻のピカチュウが昔のピカチュウ感あって結構好きです。ポケスリとかの完全にかわいい系じゃなく、かといって最初期のデブチュウでもない感じ。絶妙で親しみがあります。

朝の面談(11:19~) スペイン?南イタリア?っぽい食器
 デザインについて全く詳しくないので検討違いかもしれません。食器のデサインがスペインとか南イタリアっぽいと感じました。カラフルで陶器みたいな感じの奴です。このあと渡されるスカーフもそんな感じがします。

同シーン 「昨日はよく眠れた?」
 私もこう聞かれてなんて答えればいいのか分からなくて「ハハハ…」ってしたことがあります。「good」「thank you」なんて返せばいいけど慣れてなくて困る奴。
 この後自分の感想を問われて困惑するのもやったことがあるのでとてもハルに共感してしまいました。でも上司の前で突然笑いだすのはしたことはありません。

砂浜(13:56) ミッション対象について
 ウパーと遊んでいます。進化後に同じタイプになるし気が合うのかもしれません。ドジョッチは?
 これほどミズゴロウが出るんだからミズゴロウが対象か⁉とちょっとボルテージが上がりました。キャラ的に頭痛に悩まされてるコダックになるだろうとは分かっていますが。
 それとここになってミズゴロウの鳴き声がゲームの「ドゥルル」じゃないことに気が付きました。

エンディング~終わり

ED 動かないのね
 EDではクレジット以外全く動きません。ですが、セットの細かいところを見れます。本編では動きに目を取られがちなので気が付けませんが、非常にリアルに作られています。それと途中にあったタペストリーは目立たないからわざわざアップにしたのかなと邪推してしまいました。

ラスト3分
 EDが始まってからしばらく時間があったので絶対なんかあるやつだと思い見ていました。外国語版のクレジットでした。何か国語か知りませんが3分近くクレジットっていうのはなかなかないと思います。一通り見終えたら英語版も見てみようと思います。

全体の感想

クオリティーがとにかく高い 想像以上

 私の想像をはるかに超えていました。ストップモーションがこれほど素晴らしいとは想像だにしていませんでした。

 話の筋自体は今のところ王道でここから可愛さ以外でどのように魅せてくれるのかワクワクしています

大人とちっちゃい子に刺さる

 大人は昔の思い出に浸りながら楽しめると思います。カントー~ホウエン世代にクリティカルヒットすると思います。そこらへんのポケモンがかなり多めだからです。

 ちっちゃい子にはポケモンの可愛さと話の分かりやすさから気に入ってもらえると思います。多分そのあとぬいぐるみをおねだりされるでしょう。オオタチと3サルとミズゴロウあたりがターゲットになると思います。御三家はともかく他は売ってるんでしょうか?

 新年シーズンに親戚が集まりやすいという点で考えると最適なターゲティングだと思います。

今のところ人間の印象が薄い

 アリサと男性スタッフのキャラが今のところ薄いです。男性の方は名前を覚えられなかったくらいです。ワタナベ以外の名前を呼ばないことも一因だと思います。

女性キャラにそこはかとなく昔のジブリ感

 ワタナベは姉さんや母親ポジションのキャラクターと雰囲気が似ているように思いました。言動で主人公に道を示してくれるような役割を担っているキャラです。なんとなく、紅の豚に出てくるマドンナ的ポジションの人に似ている気がします。髪型もジブリにいそう。

 アリサはいい感じの距離感で接してくれる同世代、友人や同性の同期ポジションのキャラに似ていると思いました。

 ハルは新しい世界に飛び込んで行く普通の女の子といった感じです。キキとちょっと似てる気がしました。

 まだ1話時点なので完全になんとなくの感覚です。

個人的反省 メモを減らす

 メモ取り過ぎてこの記事を書くのが大変でした。具体的にはA4のホワイトボード両面が埋まるくらいです。全て書ききることが出来なかったので適当にカットしてこの記事を書いています。

 ですが、これはそれだけ心動かされた証拠です。面倒のためにアンテナを下げるような本末転倒にならないようにだけは気を付けます。

(追記)英語版のハルもいい感じ

 英語版はハルの印象が特に大きく変わりました。他のキャラはあまり変わりません。これが私の英語力によるの差なのかもしれませんが、それはおいておきます。

 日本語版よりも元気な演技になっていると感じました。こっちの方がなんとなく通常のアニメチックです。分かりやすく、身振りにあっている感じがしました。特に冒頭のシーンや朝の面談シーンに現れています。

 これを書いていて気づきましたが、日本語版は演技がナチュラルよりなのでジブリっぽさを感じたのかもしれません。

 両方とも良さがあるので個人的には甲乙つけがたいです。日本語版はより普通の女性らしく、親近感がわきやすいように思います。彼氏と別れた部分が冷めていたように感じられ、電話でわかれてそのままという点に説得力を高めています。

 英語版は感情がはっきりしているのでハルが述べた感情が理解しやすいです。モノクロになって困惑している部分やポケモンに接している部分の感情がより読み取りやすかったです。

 どうでもいいですが、英語版のポケモン名が知れて面白かったです。メタグロスはメタグロス、ミズゴロウはマッドキップでした。

 さらに言えば、めちゃくちゃ対応言語多くで驚きました。ヘブライ語とか人生で初めて音声を聞きました。フランス語っぽい。てっきり世界史の教科書の中だけで現代では使われていないのかと思ってました。


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