趣味に没頭し、何かを追いかけていられるのは、若いうちだけじゃないよ

オレの住んでる地方の新聞での読者投稿欄に
気になる投稿発見。

10代の高校生の思い、だ。
(名前からすると女の子かな)

趣味に没頭して、輝く最高の瞬間を
味わった時の事が書かれているんだ。

大好きなバンドのライブに行き
生の声を体感し、その空間や時間が
とても輝いていたという。

そういう体験は必要だし
人生観が変わることもあるよね。

気になったのは、周りのファンも
若い人ばかりで〜
とある。

周りが若い人ばかりじゃなかったら
嫌だったのかしら？

拳を突き上げたりしたり
音楽に合わせて盛り上がるのは
若者だけじゃないんだけどなぁ。

おじさんも、おばさんも
そういう会場に行けばみんな盛り上がるよ。

あとは、自分の趣味に没頭して
何かを追いかけていられるのも
今のうちだけって言ってるんだけど
そりゃ違うよねって言いたい。

いつになっても、趣味に没頭できるし
何かを追いかけて夢見たり
楽しんだりってのは一生できると思う。

最後に、音楽業界のみならず
どの分野も猛威を振るったウイルス前まで
戻ってほしい、とある。

わかるんですよ、言いたいことは。
気持ちも理解できるんです。

でも、そういう後ろ向きな考え方は
しないでほしいなぁってオレは思う。

どう共存していくか？

ってのを考えるほうがよっぽど
明るい未来があるんじゃないかな。

その前よりも、形は変わるかもしれないが
よくなるって術を作っていけばいいのよ。

そりゃね、オレもアイドルオタクとして
あのウイルスが流行したばかりの頃は
そういうふうに考えてた。

できなくなっちゃったことが
あまりにも多かったからね。

でも、あれから何年もの月日が流れたのよ。

たぶん、消えて無くなることはない。
だったら、前と同じ状態ってのは無理さ。

それでも前を向くしかないんだよね。

趣味に没頭するのは若いうちだけって言って
駆け足で色んなことやるのは
オレは得策じゃないと思うんだ。

ずっとずっと、趣味に没頭していいんだよ。
もっとゆっくり進んで欲しい。
そのほうが、もっともっと楽しめるよ
ってオレは思うし言いたいね。