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記録的な豪雨の影響

9月23日深夜から、24日未明にかけて
静岡県を襲った記録的豪雨。

親戚の家が床上浸水の被害にあったとの連絡を
母から受けた。

親戚総出で、手伝いに行くとの事だったが
オレは仕事の為行けなかった。

昨日の乗務中に、トヨタのディーラーへの
お迎え仕事が入ったのでそこへ向かう。

お乗せしたお客様に話を聞いたところ
車が水没してしまったようだ。
住んでいるアパートも、浸水してしまって
住める状態にないという。

どうやら、会社の上司のお宅に
泊めてもらうことができたようだけど
これからどうしようかと困り果てていた。

お客様を浸水してしまったアパートまで
お乗せしたのだけれど
その近辺まで行くと、泥やら木片
動かなくなった車が手付かずの状態だった。

被害の大きさを物語っていた。

大型家電量販店の異様な程の混雑も
今回の被害の影響だろう。

断水している所もかなりあるようで
銭湯やら温泉施設近辺の道路が
物凄い渋滞していた。

昨日お乗せしたお客様の大半が
七夕豪雨以来じゃないかって言っていた。

七夕豪雨は、オレがまだ赤ん坊の頃なんで
全く記憶にはないが母から話は聞いていた。

当時住んでいたアパートが床上浸水して
引っ越しを余儀無くされたそうだ。

この前も言ったが、静岡市は比較的
災害が少ない。

台風も、なんやかんや直撃を避けて
予想された雨や風よりも大したことなく
過ぎ去るってのが普通だった。

だから今回も、そんなもんだろうと
たかをくくってたし正直なめてた。

一番酷い時間帯に勤務を終えて
帰宅するときに見た光景は
生まれて初めて見出し
雨、いや水の怖さを感じながら
車を走らせていた。

どうみても、ちょっと深そうで
ヤバいなって思う所に無理やり車を走らせ
案の定動けなくなり立ち往生する車。

いやいやそうだろ、そりゃそうなるよ。
ってオレは思ったんだけど
災害に遭わずに過ごしてきてるから
危機感ってのもあまりないんだなって。

もちろんオレも含めてだけど。

あとは、早く帰りたいっていう焦り。
あんなに激しい雨と、川のようになった
道路を目の当たりにしたら
そういう気持ちが働くのは必然。

だが、リスクは避けるべき。

こういう時に、タクシードライバーで
良かったなぁって思った。
色んな道が頭に入ってるから
それを駆使し、研ぎ澄まし
ゆっくりゆっくり車を走らせる。

今回の豪雨で、危機管理とか
防災への意識を変えなきゃって感じた。
いつ、想定外のことが起こるかわからないから
ちゃんと備えておかないといけないって。

色々考えさせられた。

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