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《新聞記事》17歳で亡くなった兄へ、を読んで

一日遅れてしまったけど
昨日の朝日新聞のひとつの記事が泣けた。

もう、とにかく泣けたんだ。

那須雪崩事故(2017年3月27日)で亡くなった
当時高校二年生だった男子生徒の妹さんが
朝日新聞に寄せた手紙の全文が載っていた。

亡き兄への手紙という形で書かれている
妹さんの兄への思い。

当時の兄と同じ年齢になったことで
見えてきたもの、わかったことがあるようだ。

そんな思いが手紙にしたためられていて
感極まってしまった。

突然予告なしに人生が終わってしまった
兄の無念さを思うこと。

兄のかわりにはなれないけれど
その背中を思い浮かべながら
自身の夢を追いかけてゆくこと。

兄がいなくなってからの時間ばかりが更新され
その記憶が薄れていくことへの恐怖。
声や姿、いつもどんな話をしていたのか。
忘れたくない。

そして、兄に誓う。

今を精一杯生きる、と。

見守っていてほしい。

最後は、こう綴られている。

『いつかあなたの元へ会いに行く
その日まで。大好きだよ。』

と。

人は忘れゆく生き物。

時の流れと共に、記憶は薄れていく。

でも、お兄ちゃんにずっと
見守っていてもらいたいと願う少女。

とても優しくて頼れる兄だったんだろうね。

きっと、大丈夫。

そう言いながら大泣きしてる
おっさんでした。

頑張れ!!!!!


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