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なぜ自由に制限がかけられていくのか

こんばんは。
あきです。

今日は授業の前に掃除をしました。

クラスの教室ではなく、
移動教室の授業でした。

なかなか綺麗にならない教室

その教室は日常的に開放されており、
そこで昼食をとる生徒もいます。

しかし、
食べたあとのゴミをそのままにしていたり、
こぼしても拭かれていなかったりと、

以前からあったので、
繰り返し注意喚起をしてきました。

1人で掃除をすることもしばしばありました。

注意し始めた頃よりは
徐々に減ってはいたのですが、

今日も、ゴミをそのままにしている状態を
発見したのです。

授業よりも掃除をしよう

子どもたちにそう呼びかけ、
教室を掃除しました。

床にほこりもたまっていたし、
机の中からもゴミがたくさん出てきました。

私が1人でするのもいいけど、
やっぱり子どもたちに状況を理解して欲しい。

床や机の中、教室環境に
意識を向けて欲しい。

そう思って授業を削って掃除をしました。

こんな環境は良くないって
思って欲しくて。

休み時間の教室開放をやめる

食べ物のゴミを見つけたとき、
私はみんなにこう伝えました。

学年の先生に、
この話を持ちかけて、
教室の開放をやめてもらう。
勉強する環境じゃないし、
自分の机じゃないからと、
雑に扱いすぎ。

そう伝えると数人が

"俺らは注意するようにしてる!"
"声もかけている!"

と言ってきました。

これまで、
気にもせずにスルーしていた子たちが、
その部分に気をつかうようになっている。

繰り返し言ってきたことは
無駄じゃなかったんだ。

そう思った瞬間でした。

これは掃除をする前の話です。

掃除後に伝えたいことを

周りに配慮できる人になってほしい

"自分がずっといる場所じゃないから。
ゴミを捨てても自分には関係ないから。

そんな人にならないでほしい。

そんなことをすれば、
困る人も、
不快な思いをする人も、
処理をする人もいる。

綺麗にしておくのは、
人に対しての気遣いやから。"

そう伝えました。

環境を守るために制限をしなければいけなくなる

掃除をしてくれたし、
環境整備を考えてくれた。

もう、このようなことがないように
してくれるんではないか。

なんとなくそう感じたので、
開放をやめる宣言をまずは撤回。

そして、こう続けました。

"みんなが過ごしやすいように、
自由に使えるように教室が開放されている。

でも、
マナーが悪いと
本来の目的の勉強する環境ではなくなってくる。

そして、
教室環境を守るために先生たちは、
休み時間の使用を禁止したりと
制限をかけることになる。

こうやってルールが作られていくんやで。"

無自覚でルールに縛られる道を歩んで欲しくない。

だからこそ、
自分たちの気づかいで
そんなルールを作らなくていいように
過ごしてほしい。

子ども達が今までのなかでも特に
今回のことに向き合ってくれている気がしました。

スッキリして気持ちが良かった

授業終わりにこんな言葉を
何人もが言ってくれました。

掃除をしてゴミの多さにびっくりした。

とか、

スッキリして授業を受けれた。

とか。

これだけ何かを感じてくれていたら、
こちらとしても良かったなぁと思いました。

以上今日の出来事でした。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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