化学基礎の暗記のコツを徹底解説!【語呂合わせ多め】
国公立文系の志望の人の多くは、共通テストで「化学基礎」を選択する人は多いです。
高校1年生の文理選択の際に、「化学基礎」と「生物基礎」を選ぶしかできずに、そのまま受験科目として使うことがほとんどです。
ですが、共通テストにおける理科基礎の配点は、少ないことが多いです。
配点の小さな科目に時間をかけて点数を上げても、配点の大きい科目で点が取れている人には勝つことができません。
国公立文系志望だと、2次試験である「英国数・社」の勉強の方が大切です。
そのことを踏まえて、「化学基礎の暗記のコツ」を解説していきますね。
僕は文転をしており、化学→化学基礎の勉強をしてきました。
共通テストだけになったので、選択肢を選べるようにすることだけ意識して勉強していました。
化学基礎の勉強の流れを紹介
簡単に説明すると、「暗記」→「演習」という流れになります。
『未完成トリガー』の記事で詳しく紹介する予定なので、しばしお待ちください。
【その1】化学基礎の暗記事項
理科基礎の中でも、化学基礎は暗記する内容は少ないです。
物理基礎の次に暗記する量は少ないと言われており、生物基礎が1番暗記量は多いみたいです。
暗記することが少なくなる代わりに、知識を利用して問題を解くことになります。
ただ化学基礎では、問題演習のパターンも限られています。
次に紹介する問題集をこなせば困ることはありません。
まずは、化学基礎で問題を解く際に必要な知識を覚えることから始めましょう。
学校で化学基礎の授業を受けている人は、「化学基礎の点数が面白いほどとれる本」のみで大丈夫です。
【その2】化学基礎の演習
化学基礎の暗記が6割以上できたら、演習に取り掛かっていきましょう。
全部完璧にしてから演習に行く必要はありません。
問題演習しながら、テスト本番までに覚えていきましょう。
先ほども言った通り、化学基礎の問題の種類は少ないです。
過去問などで演習をしながら、パターンを覚えていくのが効率が良いです。
そのため、最初の頃は過去問でそこまで点数が取れなくても仕方がありません。
まずは共通テストの過去問から傾向を掴みながら、覚えれていない部分を覚えていきましょう。
化学基礎の暗記のコツ
簡単に説明すると、選択肢を選べるほどの知識をつけることを目指しましょう。
化学基礎の語句を書けなくても理解していたら、得点できる状態が理想です。
実際に僕が受験生のときに数えたのですが、7割ほどは暗記事項ができていたら得点できる問題でした。
そのためには、何を覚えないといけないのか、早い段階から全体像を掴む必要があります。
どの科目にでも言えますが、参考書の1周目を早く終わらせるべき理由は、全体像を掴むためにあります。
全科目の中でも、「配点がそこまで大きくなく」かつ「選択肢が解ければOK」の理科基礎にはあまり時間を割かずに覚えていくことが理想になります。
そのため、受験生の頃の僕はよく出題される問題と覚えにくい問題メインにゴロを作って覚えることにしました。
化学基礎の暗記の語呂合わせ解説
僕が受験生の頃に使っていた語呂合わせを画像を使いながら全範囲の解説します。
【その1】物質の構成
有機物とは、炭素を含む化合物と言われています。
例外として、二酸化炭素・炭素は有機物ではなく、無機物扱いです。
他にも、一酸化炭素や炭酸水素ナトリウムも当てはまります。
元素と単体の違いもややこしいと言われています。
元素:成分のこと
単体:物質のこと
時々、模試や予想問題で出てくるので、見分けれるようにしておきましょう。
次は、炎色反応についてまとめておきます。
これは有名で、学校で聞いたことがある人も多くいるはずです。
語呂合わせは聞いたことがあるかもしれませんが、実戦で使えるレベルまで覚えておきましょう。
「リ」アカー:Li(赤)
「な」き:Na(黄)
「K」村:K(紫)
「動」力:Cu(緑)※銅は青緑
「借」ろう:Ca(橙)※Kと注意
「する」もくれない:Sr(紅)
「馬」力:Bα(黄緑)
化学基礎では、同位体や同素体という似ている言葉が出てきてきます。
まずは、同素体を覚えてきましましょう。
ダイヤモンドや黒鉛(シャーペンの芯)は、炭素からできているというのを聞いたことがあるはずです。これは炭素の同素体ということになります。
純物質と混合物の区別が少しややこしいものがあります。
塩化水素(HCl)は化合物ですが、塩酸(HCl+水)で混合物になっています。
ろ過・蒸留・抽出などと物質を取り出す方法はたくさんあります。
昇華法では、上記の3つがよく出題されるので、抑さえておきましょう。
補足として、こちらも覚えておきましょう。
蒸留:液量は、フラスコの半分以下・枝の付け根の高さに温度計・密栓しない
クロマトグラフィー:色素の混合物を水につけたら失敗
三態変化についてもしっかりと覚えておきましょう。
ややこしくなりがちなのは、凝縮と凝固の順番です。
固まったら固体なので、先に凝固を覚えるとスムーズです。
また、固体は固まっていますが、熱運動を少ししていることも大事です。
先ほど解説した同素体と混同しやすいのが、同位体です。
原子番号が同じ位置にあるのが「同位体」で、中性子の数が違うものです。
補足として、放射性同位体について少し触れておきましょう。
放射性同位体は、頻出問題ではないですが、余裕があれば抑えておきましょう。
周期表と元素の分類でも少しややこしい部分をピックアップします。
3.11の繊維と覚えてしまいましょう。
非金属は、水素が1族の典型元素の場所にあることを踏まえると見分けれます。
ハロゲンは、17族の元素で、希ガスは18族の元素です。
希ガスの価電子の数は8個ではなく、0個ということも注意が必要です。
ご存知の方も多いですが、共通テストの科目を毎日触れないからこそ、思い出せるようにしておくことが大切です。
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