Tableau×公開データ No.1 【日本の人口/高齢化率 将来推計】

はじめに

Tableauを使い始めて半年が経過、今まで習得したVizの技術を使って自分も何かを表現したいと思い、noteを始めることにしました。

Tableauと言えば、その道を極めた方々が作るとてもきれいなViz(データビジュアライゼーション、いわゆるグラフのことです)が有名ですが、私はそこまでレベルが高くないので、あくまで実務で使えるVizを作って公開していきたいと思います。

お客様へのプレゼンテーションの1枚目で使えるような、世の中や業務環境の変化がパッとみてわかるVizを公開することで、皆様の業務に少しでもお役立ちできれば幸いです。

日本の人口/高齢化率 将来推計

記念すべき1つ目のVizは、日本の人口と高齢化率の将来推計です。

内閣府が公開している令和2年版高齢社会白書のデータを使って、2065年までの人口と高齢化率の推計をVIzにしました。

65歳以上の高齢者の領域の色を濃くして、高齢者の人口推移をわかりやすく表現してみました。

最新データの2019年では、高齢化率は28.4%。今の日本は4人に1人以上が高齢者なんですね。

2020年以降の推計値は2017年4月に国立社会保障・人口問題研究所が公表した「日本の将来推計人口」の中位推計結果ですが、推計値になるところで高齢化率の折れ線グラフがいびつに曲がっていますね。。急に高齢化率の進行度合いが弱まることは考えにくいので、この推計はやや楽観的と考えた方が良いと思います。

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1人の高齢者を支える現役世代の人数

65歳以上の人口を現役世代(15~64歳)の人口で割ると、1人の高齢者を何人の現役世代で支えているかが計算できます。そのVizが以下です。

2000年は4人で1人を支えていた状態でしたが、この20年で2人で1人を支えるところまで来ているんですね。この先の傾斜は多少緩やかになっていますが、40年後の2060年には1.35人に1人を支えるところまで来るということがこのVizからよくわかります。

来るべきこのような未来に向けて、我々はどのような社会を作り上げていけばよいのでしょうか。考えさせられるデータでした。

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Tableau Publicとデータソースへのリンク

以下リンクからTableau Publicに公開されているデータにアクセスできます。

また、データソースはこちらです。




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