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介護老人保健施設における看護師の役割とは

元々特別養護老人ホームでのアルバイト経験があったため、介護老人保健施設(老健)での看護師としての新たな経験を始めたのは、6月からのことです。思い返せば、大学院時代の経験があったからこそ、老健での仕事にも自信を持っていました。しかし、実際に働き始めてみると、求められることが予想以上に異なっていることに気づきました。

 

在宅復帰への挑戦


老健で最も求められる使命は、在宅復帰の支援です。老健は自立支援の場であり、病院からの入所者たちが在宅復帰するか、他の施設に移るかは重要な分岐点となります。この課題に対して、私は看護師としてなにができるのか模索しています。

他職種連携

在宅復帰への取り組みでは、様々な職種が協力しています。看護師だけでなく、医師、介護職、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、ケアマネジャー、社会福祉士、管理栄養士、薬剤師など、多岐にわたります。それぞれの専門性を活かし、入居者一人ひとりに合わせた具体的な支援が行われています。

病院との違い


老健で働く上での大きな違いは、利用できる資源が制限されていることです。病院で当たり前だったことが、老健では通用しないこともよくあります。看護師たちも、病院と施設とのギャップに戸惑いを覚えることが多いようです。

まとめ


最も重要なのは、介護職と協力しながら働く際に対立しないことです。共に時間を過ごす介護職との信頼関係を築き、同じ目線で働きながら、看護師としての強みを発揮し、大学院で学んだアカデミックな視点を大切にしていきたいと思います。




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