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東京とx100v ❶

先月、東京旅行に行った。
妻と、2人の娘たちを連れて。

仙台から一泊二日、1日目は東京ディズニーランド、2日目は、原宿観光だ。

原宿は、子供たちの希望で、YouTuberがやっているカフェに行くことが目的だ。

俺はただカメラで撮影ができればそれで満足だ。

行く手段は新幹線。時間はあまり無いし、一人じゃないからじっくり撮影出来ない。天候だって不安定だ。だから無防備なx-t30ではなく、防塵防滴にカスタムしたx100vを持っていくことにした。レンズ交換で悩むことはないし、薄くて軽い。
幸いにバッテリーは共用のため、4、5個持っていくことにする。設定はノーマル、プロビアに。

非常にラフな撮影に徹した。とても個人的な記録だし、構図とか水平とかは気にしないで撮った。現像、修正すら加えてない、かなり下手くそな写真だ。けどそれでいいのだ。これが俺の素なんだ。

早朝の仙台駅、出発の時。少し、ドキドキする。
新幹線の待合所。子供はスマホゲームに夢中。
大宮、近づく東京。
新幹線の窓を。

俺は仙台人だ。
仙台は退屈な街だ。
何を撮影しよう。何を撮ればいい?海か山か街か?

その点、東京は憧れだ。人が多すぎて、住む所ではないけど、
刺激に満ち溢れている。そこにある全てが興味の対象だ。

東京に近づくにつれてシャッター数が増える。

車窓も面白い。線路沿線に、建物がいっぱいだ。
なんでもかんでも撮影してしまう。
nokton なんかじゃなくて、x100vでほんとによかった。
フォーカス間に合わないよ。

東京。

東京はすごい人だ。
それに仙台とは比べ物にならないくらい、暑い。
これから京葉線に乗って、舞浜へ向かう。
緊張感はMAXだが、同時に24時間後には仙台への帰り支度の
時間だ、とも自覚してるので、既に寂しさを感じている。

確か、東京駅〜京葉線の間に動く歩道に乗った記憶がある。

あった。この動く歩道に乗ると、舞浜に行く実感が湧く。
京葉線ホーム。赤いライン。
東京の景色は、いい。
賑わいがあって、いい。



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