学習を始める前に毎回するべき3つの問いかけ|WHY・WHAT・HOW【ランタンnote】
(*ランタンnote毎日更新|3日目)
こんばんは、AKIです。
学習者のレベルアップを助けるサイト「LearnTern」の運営とかとかやってます。
昨日は「学習をつづけるための3か条」について書きました。
3か条の②と③については、またどこかで書くと思います。もし早く読みたい人とかいれば、コメント下さい。
3日目の今日は「成長を確実なものとするために必要なこと」について。
学習前に毎回実行すべきポイントです。
成長を確実にするために必要なこと
続けるコツ、を1日目・2日目で伝えてきました。「5分」と「3か条」の話ですね。
ところで、人という生き物は、続けていると慣れてきます。
基本的にこの生き物は怠惰なので、慣れるとただ続けるようになります。
無思考運転です。
残念ながら、無思考な継続には大して意味がありません。
確実に成長していくためには、思考が伴う必要があるのです。
思考をドライブするのはいつだって「問いかけ」です。
学習を始める前に毎回「問いかけ」てみましょう。
何を問いかけるかって?(←アメリカっぽい)
「なんで」「なにを」「どうやって」
この3つの問いを使います。
問い① なんで学ぶの?
「なんで(WHY)」の問いかけは、理由を明らかにします。
理由の明確化は2つの意味で大事です。
一つは、目標を意識することでモチベーションを上げられること。
いい目標は学習意欲に貢献してくれるのです(だからこうやって目標を立てようね、という話はまた今度します)。
もう一つの意味は「現状把握」です。
自分がちゃんと目的地に近づいているか、確認しましょう。
そもそもなんで自分は学んでいるのか?
本当に自分はその行動に納得しているのか?
もし意味もなく別の方向に向かっていたり、以前の自分とは気持ちが変わっているのであれば、行動の再デザインが必要です。
学習動機を明確にする方法についても今度まとめますが、待てない人は以下の記事をどうぞ(←1日1記事おすすめするのがノルマ)。
理由が明確になったら、次の問いに進みましょう。
問い② なにを学ぶの?
「なにを」は学習内容(対象)を明確にする問いかけです。
これから何を学ぶのかを、できるかぎり具体的にイメージしましょう。
・どれくらいのレベル?
・どこまでの範囲?
・何を目標に?
できれば「5分」で何を学ぶかを都度都度明確にしていきましょう。
「なに(WHAT)」を明確にすることで、自分が何を学んでいるか(→どのような成長が期待できるか)を意識することができます。
筋トレのときも、どこの筋肉を鍛えているか意識することで効率が上がると言いますよね。
僕らは学校でなんとなく学習を繰り返してきた結果、意外にも「いま自分が何を学んでいるのか」をおざなりにしがちです。
本を読みすすめることが目的となって、何を学んでいるかは答えられない。そんな人も多いと思います。
「なにを」の問いかけを大切にしましょう。
問い③ どうやって学ぶの?
学ぶ理由と学ぶ対象は明確になりました。
次は「学ぶ方法」です。
どうやって学びますか?
本当にその学習法が最適なのか、楽しいのか、意味があるのか。
なぜか日本の学校では「学び方」をあまり教えてくれないので、どうやって学ぶかを考えていない人が大量にいます。
学習スキル(学習方略)は学習者にとっての武器です。
武器というのはメンテナンスしなければいけません。
学習前に毎回「どうやって」と問いかけることで、状況や対象によってどの学習法が向いているのか、この学習法はどのようなメリットを持っているのか、経験が蓄積されていきます。
学習者の武器のメンテナンスにもなる問いかけ。
それが「どうやって(HOW)」です。
毎回、学習前に問いかけよう
「なんで」「なにを」「どうやって」。
この3つの問いかけを毎回、学習前に行うことで自分の成長を確実にできます。
ぶっちゃけ、超めんどいです。
僕もたぶん、毎回は問いかけられていません。
でも上手く問いかけられたときはいい感じです。
まずはやってみて。
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「できないから、やりたい。持ってないから、欲しい。なっていないから、なりたいんだ」
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