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「劇場におけるリモート稽古の現在とは!?」/WEB連載大大大好評更新中です!!

はじめましての方もお久しぶりの方もこんにちは。翻訳家(で通訳者)の平野暁人と申します。

いやあ、気づいたら11月ですねえ。本当に歳をとるにつれて時間が経つのがどんどん早くなってびっくりしますなんていう手垢のついた物言いをこのオレ様がすると思ったら大間違いだゴルァ!!!!

あっ。

うん。

noteに書くのが久しぶりすぎてちょっとテンションが定めきれずにのっけからキレ芸でごまかそうとしてるとか見破っても言わないのが大人のマナーなんでそこんとこよろしくお願いしますね☆

いやしかしマジメな話、ぴらの先生はいつになっても月日が経つのがぜんぜん早くならないんですよ。まあ小学校の夏休みが永遠に終わらないように感じられたというアレに比べれば確かに早くなってはいますけど、でも大学生くらいからはぜんぜん変わっていない気がします。

で、なんでなのか考えたんですけど、ずばり職業柄だと思います。

ほら、時間の流れが早くなるのって、やっぱり日々のルーティーン化と密接じゃないですか。毎日代わり映えのしない生活を送っていると瞬間瞬間に対して無感覚になってくるから、どんどん時間が過ぎてゆく感じがする。

逆に言うと、歳をとってからでも環境が新しくなると、たとえば転職して職場環境や人間関係がガラッと変わったりすると、慣れるまでは1日1日がすごく長く感じられたりするんじゃないでしょうか。

あと、悩んでいる時の時間も長く感じられますよね。ものすごく思い詰めたり苦しんで頭を抱えてのたうちまわっているする時間てそれこそ夏休みどころじゃない無限感がありますよねえって同意を求められても頭を抱えてのたうちまわったこととかないし困る……って若干引いたあなたは飛んだ幸せ者だなこの野郎うらやましいぞばーかばーか(暴言

翻って、野良で語学屋とかやってると、ルーティーンというものがほとんどないんですね。特に創作の現場で通訳をしている時なんて毎日が文字通りのクリエーションだし、自宅で翻訳をしている時でも、作業時間こそだいたい決まっていますが毎日新しい難問にぶち当たって頭を抱えているし(※お気づきかと思いますがなにかと頭を抱えがちな人生です)、仕事と仕事の谷間には常に次の一手を考えて本を探したり企画書を書いたり資料を読んで研究したりと必死なので、ルーティーンとは縁遠い日々なんです。

まして今年は隔週連載、それも自主的に1万字(※先方の依頼は2〜3000字)書いているので感覚的にはずっとずっとずーーーーーーっと新しいことを考え続けている感じで毎日ぎゅうぎゅう詰めなので、なんだかぜんぜん早くない。3月に仕事がぜんぶ飛んだのが遥か昔のような気すらします。えっ?まだ今年おわんないの?って感じです。

で、しばらくnoteの更新が途絶えていたあいだも隔週1万字耐久マラソンからはかろうじて脱落せずにいたのでありまして、新しい記事が2本も公開されております。しかも1本はおもしろぶちカマし系で大好評もう1本は読み応え系で大大大好評!わーいわーい!!

というわけで、2本続けてお送りいたします(ラジオDJ風に)!

特に2本目(リモート稽古)の方は、小劇場の枠を超えて様々な観劇クラスタ(とりわけ『ビリー・エリオット』のファン層)の方から大きな反響があり、ジャンルは違えど舞台を愛する気持ちは同じなんだな、と素直に感激しました。このnoteをお読みくださっている方の中にはそもそも観劇というものに全く縁も興味もないという方もいらっしゃるとは思いますが、語学に関心をお持ちなら楽しめること間違いなしゆえ、休日のお茶の時間のお供にでも(すなわちそれは今だたった今なんださあ今すぐクリックするがよい)読んでみていただけると嬉しいです。

それでは、どなたさまもどうぞ良き休日の午後を。

平野暁人

訪問ありがとうございます!久しぶりのラジオで調子が狂ったのか、最初に未完成版をupしてしまい、後から完成版と差し替えました。最初のバージョンに「スキ」してくださった方々、本当にすみません。エピローグ以外違わないけど、よかったら最後だけでもまた聴いてね^^(2021.08.29)