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ピアノが続けられる人は、やっぱり、地道な努力ができる人


ピアノはカンタンなんて、おいそれと言えない


「両手で別々の動きをするって、どーゆーこと?!」

これは、鍼灸院に行ったとき、そこの院長さんに言われた言葉。ピアノやってますって話から、前述のことを言われました。

うーん、ピアノやったことない人にとっては、両手別々の動きをすることがすごく難しいことをしてるって感じられるのかなあ…と思いながら聞いてたんですが。

個人的には、両手別々の動きをするって、そう大したハードルには感じなかったんですが(むしろ両手同じ動きの方が難しく感じる!)、やはり、カンタンな曲といえども、両手で弾ける曲が弾きたいとなると、何カ月、何年、と練習を積まなくてはならないのは当たり前なんですが。

改めて、ピアノが続く人の特徴とは?と考えてみたところ、、


・同じことの繰り返しが苦にならない

・結果がすぐには出なくても、長い目で見て練習を続けられる

・明確な目的意識があって、諦めない情熱がある

(執着心にも似た粘り強さとでも言うか。よく言えば粘り強い、悪くいえば往生際が悪い(笑))   etc… 


で、話は逸れますが、

私は起業に関するブログを時々読むんですが、よくサイトに「短期間で、○○するだけで、月商100万!」みたいな、いかにも楽に稼げますよ的なキャッチコピーが出てくるじゃないですか?

そんな甘いわけないじゃん!ってツッコミたくなるんですが、でも、他ジャンルとなるとこの感覚が薄れて、結構同じような思いが出てくるんじゃないかということが、分かりました。


「なるべく早く、曲を仕上げたい!」

「しかもその完成度もなるべく高く!!」というような。


これって起業でいうと「はやく結果を出して稼ぎたい!」

「それもなるべく多くのお金を!!」となる。


いやー、、まったく一緒ですやん、、、


…やっぱり人間、なるべく楽して得を取りたい、と思うものです。

でも、「成功した人」の起業系ブログには、「楽して稼ぐ」という雰囲気をプンプン漂わせている文章は、ありませんでした。


むしろすごく堅実。


そして「こういう人は稼げる」「こういう人は稼げない」とかなりハッキリ書かれている場合も多く。

(憧れを抱かせる文章はありますが)


ピアノに戻すと、巷には、ピアノメソッドの情報商材がたくさんあるでしょうし、私も、その手のものは持っています。そこには当然、こうすれば上達するよというコツや方法が書いてあるのは当然かと思います。


確かに、コツはあるでしょう。知らなかった練習方法なども書いてあり、それは勉強にはとても良いものです。


でも、そのコツや方法を使って、文字通り「コツコツと」練習する継続力や忍耐力は、その商材を買った人に委ねられることとなります。


私も、前述の起業サイトのキャッチコピーみたく「カンタンに!短期間で弾ける!」みたいな言葉で、ピアノに興味がある人に、私も発信したいなあと、こころの片隅に思っていたところがあるのですが、、

いや、なんか、これって嘘をついてるみたいで、カンタンに弾けますとは、言えないなあ、と思うようになってきました。。


だって、カンタンに弾けないんですもん。(*)


それをイヤというほど味わってきたんですもん。(現在進行中)


それなのに、ねぇ……カンタンに…って、それは無いわー、と。


(*)(たしかに、他の楽器と比べると「最初から、押すだけできちんと音が出る」という意味においては、カンタンだ、とは思いますが、演奏表現として音を出すというのはやはり難しいのであり、これから始めたい人にとっても、そこをめざして練習されるのでしょうから、やはり、むずかしいと言わざるを得ない)


この際、ハッキリと、


「ピアノ、難しいですよ。あなたに続けられるかどうかは、あなた次第ですよ。。。」と、突き放し路線でいった方が誠実なんじゃないかと(笑)


で、ピアノはじめたけど、やっぱり苦痛になった、というの人もいるかと思うんですが、ある意味仕方がないと思います。それはそれでいいと思います。別に無理して続けなきゃいけないものでもないですし。



でも、でも!!



心の奥深く、ほんの1%でも、「やりたい」という思いがあれば!!

その1%を膨らませる努力は、して欲しいなと思います。


そしてその努力は、何も毎日毎日練習しなけりゃいけないものでもなく。


たとえば、疲れたらやめて、3か月とか半年とか、場合によっては1年とか2年とかでも休息期間?をつくり、頃合いをみてやりたくなったらまたピアノに向かう、というのも「継続」の一つ、と捉えると、ハードルが低く感じるような気がするのですが、いかがでしょうか。



で、わたしは、ある法則に気づきました。


結局短期間で効果が出るとか、稼げるとか変わるとか痩せるとか、やっぱりニセモノ、というか付け焼き刃が多いと思うんですよね。


ホンモノには、即効性がない。(という法則)


これは、かなり自信をもって言えます。


その代わり、やるばやるほど、じわりじわりと、それこそ亀の半歩くらいのペースで、変わっていく。でもだからこそ、揺るぎないチカラとなる。

まあ、ピアノの場合も、そういう認識のもとで、コツコツやって行くしかないんですよー、というお話でした。

だから、今弾けなくても、焦らなくていいよ、というお話でした。


なんか取りとめのない記事になってしまった?ので、まとめます!

<まとめ>


・ピアノはやはり難しいし、時間をかけないとできない(もちろん個人差あり。)

・それは起業時における結果が出るまでの在り方とよく似ているよ

・しかし人間はどうしても楽したいものだから、なかなか忍耐ができないものだ

・しかしここをコツコツと正しい方法でやることで、確実に結果はあらわれてくるよ

・本当の変化というものはゆっくりが基本。なぜなら、宇宙の在り方自体がゆっくりが基本だから。ゆっくり変化していくものだから。一気によくなるものは、つけ焼き刃の可能性大。

(独特の言い回しをお許しください)



ちなみに………

当方かなり往生際が悪いのであり(笑)、個人的には、ピアノはブランクなくずっと、牛のヨダレ的に続けていくつもりであります(笑)


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