色素沈着
おはようございます🌞
最近、顔の色素沈着(シミ)がうっすら
出ている箇所を見つけ、やや落ち込んでいます。。
日焼け止めは年中塗り、
ビタミンC誘導体高配合の化粧水、
ナイアシンが含まれる美容液、
保湿力が高いクリームを塗る、
ビタミンCサプリの摂取等、
日々シミ対策はしてきたつもりですが、
ドラコス、デパコスで購入できるものでのケアには
限界もあるのかなと思い、
近所の美容皮膚科も併せ持つ皮膚科へ行ってきました。
私が通い始めた皮膚科は
シミ美白に積極的に治療をしているクリニックで、
ハイドロキノンとトレチノイン(レチノイン酸)併用療法を行っています。
ハイドロキノン
メラニンを作らせない強力な漂白作用を利用した
比較的安全性が高いシミ取り剤。
美白成分のアルブチン、コウジ酸に比べて
美白効果は100倍。
レチノイン酸と併用することで皮膚への吸収を
飛躍的高め、シミ治療に効果的といわれています。
ハイドロキノンは紫外線が色素細胞にあたった際にメラニンを作るために出てくる酵素(チロシナ-ゼ)を抑制する
働きがあり、この酵素が抑制されることによって
メラニンの生成を抑制します。
肌は基底膜(表皮と真皮の間にある薄い膜)の
肌細胞が徐々に肌の表面に押し上げられていき、
古い細胞は垢として排出されていくことを
繰り返しています。(=ターンオーバー)
ハイドロキノンの効果によって基底膜で
シミを作り出さないようにしているため、
肌表面に押し出された肌の細胞はシミのない美白な肌になっており、これがハイドロキノンの使用によって
シミのないきれいな肌が作られるメカニズムとなっています。
ハイドロキノンは濃度が高くなればなるほど
効果が高くなりますが、
一方で副作用も強く出ます。
そのため、市販のクリームや化粧品ではハイドロキノンの濃度が制限されており、処方薬の100分の1程度となっています。
副作用は肌の赤み、ひりひり感、かぶれが主なものです。アレルギーを起こしやすいという性質もあり、2001年まで市販の化粧品にハイドロキノンの使用が規制されていたのはこれが理由となります。また、傷やできものなどがある部分にハイドロキノンを塗布することで傷などが悪化することもあります。
ハイドロキノン使用時に赤みなどが症状が
現れた際は必ず皮膚科受診が鉄則
さらに、ハイドロキノンは安定性が悪いため、
長期保存ができません。
古いハイドロキノンを使用した場合、
ひりひりなどの刺激感を強めてしまう可能性もあります。ハイドロキノンを塗った後、強い紫外線に当たると、ハイドロキノンを塗った部分のシミが濃くなるということもあります。
私もハイドロキノンを使っていますが、
・1日2回、朝と夜の洗顔後、化粧水を使用後に
シミの気になる部分に刷り込まず塗布
朝は、
日焼け止めを必ず使用すること
(SPF30以上、紫外線吸収剤不使用の
もの)
・冷蔵庫保存
・使用後2ヶ月以内に使いきる
など、少し使うときの条件もあります。
〈レチノイン(トレチノイン酸)〉
ビタミンA(レチノール)の誘導体で、
生理活性はビタミンAの約50-100倍であり、
ビタミンA類の体内での生理活性の本体
そのものであります。
このレチノイン酸は、誰でも血液中に
ごく微量流れているものですから、
抗原抗体反応を起こしたり、アレルギー反応を
起こすことはありません。
トレチノイン(レチノイン酸)は、
米国ではしわ・にきびの治療医薬品として、
FDAに認可されており、非常に多くの患者さんに
皮膚の若返り薬として使用されています。
(日本では未認可)
軽い赤み・ヒリヒリ感・垢のようなものが
ポロポロ剥がれてくるのは、正常な反応だそうですが、
赤みやヒリヒリ感が強くなってきたら、
処方医に診てもらうことも鉄則
私はまだレチノイン酸での治療はしていません。
紫外線量が今の時期は強く、秋から冬にかけての
治療を勧められているため、秋までは
ハイドロキノンのみで治療しています。
今までは市販のもので予防・ケアをしてきましたが、
年齢・生活環境・肌質などにより
限界があると感じ、皮膚科を受診して
一度自分の肌を診てもらうことにしました。
餅は餅屋といわれるように
そのプロフェッショナルの方に任せることも
大事。
ただ、任せっきりでなく、自分でできるケアも
同時進行で行うことも大切です。
(せっかく治療しても予防ケアしないと
無意味になってしまうので。。。)
シミは薬剤以外にも
レーザー治療もあるので、
まずは皮膚科で肌を診てもらい、
どの治療法が適しているか、
よく相談すること。
また、信頼できるクリニックを
見つけることも大切。
肌を診て、どの治療法が適しているか、
きちんと説明してもらえるクリニックは
信用できるかな
と個人的には考えます。
参照HP
☆CLINIC FORさん
☆山梨県韮崎市藤井平皮膚科さん
最後までお読み頂き、ありがとうございました❤️
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