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あけびの就職についての感想

どもも〜。

現在既に退職をしている私ですが、
前職に就職した話をします。

🦒就職どうしよう

大学で金属工芸を学んでいた私は、
工房への就職も考えてはいたが
大学の課題で自分の好きな物しか作ってない自分が、
仕事として何かを生産し続けることが出来ると
思えなかった。

何かを学び習得することは好きだ。
恐らく、修行の日々は楽しく過ごすだろう。

ただ、それが仕事になった瞬間に
遠い目をして、「私はこれから…
って言い出すのが目に見えていた。
なんて奴だ。

という訳で私には職人は向かないな、
制作は趣味としてどこかで続けられるように頑張ろう。

そう切り替えて考える事にした。


せっかく3年間、専門技術を学んだのだから、
それを武器に就活を進めるのが妥当。

制作に関わる職を求めていく周りをよそに、
働きたくない」気持ちの私は困った。

なんでみんな働きたくない気持ちを堪えて
就活を進めて行けるんだろうか…!

素直な私はまずはそこで就活反抗期が来たので
しばらく何もしなかった。アホめ。

言い訳をすると、
3月1日とかからスタートする
リクルート主催のデカい説明会みたいなのが
コロナで中止になったので、
逃げ場の無いスタートのきっかけが失われた。


🦒就活をしろ

嫌々ながらも、
私は金属に関わる…というフワフワな理由で
『ブライダルジュエリーの販売』の職種を目指す。

自己紹介でも書いたように、
大学時代は4年間飲食店でアルバイトをしていたので
接客に対しての抵抗感は無く、
平日休みだし、
ただのアパレルよりかは専門知識を得られそう。

フワッフワな志望理由。
もちろん就活用にカチカチな武装をして
履歴書を書き込み面接練習をして…。

卒業制作、就職活動、アルバイト
この3つを並行して進める、
集中のできない状況がとにかく嫌だったので

就活の作業をした日は
制作をしなかった。

制作を頑張った日は
就活の作業はしなかった。

だって頑張れないもんね、嫌な事なんか。


🦒いざ就活

ブライダルジュエリー業界はなかなか盛んで、
有名企業ともなればいくつも名前が上がる。

かく言う私は、
そもそもアクセサリーへの興味も薄く
制作についても
指輪などを作ることは滅多になかった。

だからなーんにも分からなかった!

とりあえず出てくる企業や、
同じ専攻の先輩が就職した会社などを受けてみる。

とりあえず有名企業は落ちた。

でも私はリモート面接のせいにした。

喋るのは得意だし、面接についても問題ない。
ただ、リモート面接という

コロナが生んだアイツ!!!!

会話とは、音声ではなく空気感で成立する物。
人柄や熱意などが
リモートという画面越しに伝わる訳が無い。


そう思って私が落ちた理由は
リモート面接のせいにした。


🦒内定を貰う

4社くらい受けて、
最後内定を貰った会社は
家族経営の中小企業。

ブライダルジュエリーの中でも

○自社ブランドを売りにする企業
○メーカーブランドや個人ブランドを集めた企業

とがあるらしい。
(説明会で知った。)

この会社は、後者に該当するセレクトショップ。
定休日があったから受けた。

対面面接だったから受かった。

めちゃめちゃ勉強したSPIは
マイナス方面にしか働いてないと思う。

内定を貰ったならこっちの物!
という訳で
これから「やめたい」という気持ちに
溢れかえる未来も知らず、
就活をそうそうに切り上げた。

内定を貰った時期は
周りに比べると少し遅かったかも。

周りの進捗とかそんなんどうでもいい。
就活をさっさと終わらせたかった。


そういえば、
わざわざ他県から説明会を受けに来た子に
「まだ3社しか受けてないの!?もう20社とか受けてる人もいるよ!」
と少しキレ気味に言われたな。

あの子はどうなっただろうか。

空港業界に行きたかったらしいけど、
コロナ禍によって
そっちの方面は諦めて
ジュエリー業界にシフトチェンジしたと言っていた。


「ほっとけ勝手にしろ。」と思いながら
電車乗り場を案内した。

もう会うことは無いだろう。


🦒働いてみて

私は「販売職は興味無いな」と思った。

商品に関する知識や、
ブランドの歴史、
リングの制作方法などを
勉強するのは楽しかった。

それを知りたい人に伝えるのも楽しかったし、
お客様と会話をしてリングを選ぶのも楽しかった。

ただ、
「売るぞ!!!」
「売れなかった!!!」
とかの気持ちは一切生まれず、

その為に接客の技術を上げたいとか
もっと勉強しなきゃとかも思えなかった。


🦒「社風合わない」は立派な退職理由

退職理由は、社内環境。

家族経営って私とっても無理かも
。と思った。

「家族経営だからこそ企業として頑張るぞ!」
という意識の空回りが凄かった。

スタッフへ親身に接し、みんな家族!
みたいなノリも全然要らなかった。

あとは上の者達がみんな家族という地獄。

会議での家族喧嘩
は、
親兄弟に対するワガママや傲慢さを隠そうともしない。
社会人とは思えない阿鼻叫喚。


凝り固まった固定概念
とか、
周りに対する敵対意識が、

気持ち悪かったなあ(*^^*)

「家族経営」で一括りにするものでは無いけど、

私がいちばん無理だったのはココかも。

退職についてはまた、別の投稿で!

またね。


あーあ、働きたくないな

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