若者言葉と呼ばれる現代語

「若者言葉」と言われると、今現在の若い人の言葉だと思いませんか?

でも、それ、実は違う。

実際、私が若い頃の若者言葉と今の若者言葉は違います。

でもそれ、本当に「若者言葉」?

結構思うのが、時代背景にあった言葉。

そして言葉を簡略化する方向へ行ってます。

だからこそ、ある程度の年齢の方と若い方での言葉の使い方が違います。



ここから急に話が飛ぶ気もしますが、、、、、

実は、世代が同じでも使う言葉は違います。

その人がいる集団のみで使われる言葉があるから。

今の若い人、自分がいる集団でのみ通用する言葉で話します。
これは、昔も今もかわらない。

Hって言葉はもともと1960年代くらいかな?
HENTAIの頭文字をとって、Hと呼ばれるようになりました。
そしてバブルの頃には、性交渉のニュアンスも含むように変化しました。

これ、10年ほど前にはやったダイ語とすごく似てる生い立ちの言葉。

今では案外普通に使われるようになった言葉と、ある一定の時期だけ流行して、今はほとんどきかない言葉と両方あります。

重複(ちょうふく/じゅうふく)は、20年ほど前までは「じゅうふくと読むのが正解」と、教養がありそうな大人は語っていました。
しかし、今では国語辞典等に「じゅうふく」で載っているものもあります。

また、ここ20年ほどでしょうか?
極端にカタカナ言葉が増えた印象がある方も多いでしょう。

でも実際は、江戸時代以前、江戸時代、明治以降等でも、案外カタカナ言葉というものが使われています。

カルタ、カルテなんかは、英語で言うところの「card」から来てる言葉。
(オランダ語やドイツ語なのでは?とは思いますけど)

また、カメラ会社のCanonなんかは、「観音」をアルファベット表記したものが、読み方がかわったなんてこともあります。
これ、オーディオのDENONもそうですね(電音→デンオン→DENON→デノン)

なので、基礎的な教養を持つと、どういう意味かってのが案外理解しやすくなります。

さて、みなさんは、日本の歴史、民俗学、そもそもの日本の言葉や食べ物、音楽とかのルーツを調べたことがありますか?

老若男女問わず、調べてみると、自分が使ってる言葉が案外日本語らしい日本語ではない、なんてこともあります。

若い子とか見てて、話が噛み合わないのも面白い、と思える人生になりました。
以前は「勉強しろよ」でお話をすませてましたが、こっちの態度をかえたら、あんまり勉強しない子でも、すすんで勉強するようになった、という体験を最近したので、本当に感謝です。

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