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こんにちは、ロルバーン

ノートや手帳が好きで、毎日何かと書き留めている。
とはいえ、日々のあれこれを綴る楽しみを感じるようになったのは、ここ2年ほどのことだ。
体調を崩して療養することになり、日記を書こうと思い立ったのが一昨年の初夏。使い古しの手帳を引っ張り出し、睡眠や食事の記録、ふと思ったことを書き始めた。ままならぬ日々の中に、ぽっとあかりが灯ったようだった。紙の上に辛い気持ちを吐き出し、小さな喜びと、支えてくれる人への感謝を綴った。 

ロルバーンを知ったのもその頃だ。やわらかで優しげな黄色の紙に目を引かれた。大ぶりなリングと豊富なデザインの表紙、使い勝手のよさそうなポケット。いつか使ってみたいと思いつつ、二の足を踏んでいた。一冊持てば、きっと次々欲しくなるとわかっていたからだ。

そんな私の手元には、現在4冊のロルバーンがある。3冊はLサイズで、うち1冊が2023年ダイアリー。残るはミニで、いずれもリングタイプだ。ずっと我慢してきたつもりだったが、あれよという間にこうなった。
日記をつけ始めてから、YouTubeで手帳や文房具関連の動画をよく視聴するようになった。ロルバーンと検索するのに時間はかからなかった。欲しい気持ちは募るばかりだった。

そして、2023年の手帳について考える季節がやってきた。ロルバーンについても調べてみた。今月に入ってからのことだ。するとどうだろう、まさに好みにぴったりの表紙が見つかったのだ。LOFT限定ダイアリーの「考古学者」。地層を背景に、ステゴサウルス、トリケラトプス、そしてティラノサウルスの化石が描かれている。 

欲しいと思った次の瞬間にはもう、購入手続きに進んでいた。これを日記にしようと思い、すると今度は「通院メモ用にもう1冊、何か別の表紙を」となった。検索は止まらない。結果、3冊のLサイズがやってきたのだった。数日後、近所の書店の文房具売り場でミニを見つけ、これは持ち歩き用だからと購入。4冊目である。これでしばらく事足りるはず。ダイアリー10月始まりだから、さっそく使おう。私はほくほく顔で恐竜たちを眺めたのだった。

さて、初めてのロルバーンは想像以上の楽しさである。毎日開くのはダイアリーで、メモページにその日の出来事を箇条書きにしている。天候と、夕飯の主菜も書き残したい。何をどう思い、どう感じたかまではあえて書かないことにした。出来事を振り返り、そこから思い出すくらいが私にはちょうどよいと思う。マンスリーには睡眠時間を記録している。布団に入る前の、ささやかだが欠くべからざる楽しみ。

2冊目のリングノートには、病院で主治医に話したいことや質問などを書き留めている。決して楽しいことではないけれど、だからこそ好きなノートを使いたい。そう思っての起用だ。3冊目の使い方は未定だが、今のところは病院ノートが最有力である。ミニの定位置はリュックサックだ。文字通り、何でもかんでも書き留めている。掌にすっぽりと収まり、厚手で硬い裏表紙のおかげで安定して書き込めるのがいい。私にとっては、スマートフォンを取り出してメモアプリを起動するよりも、こちらの方が素早くメモを取れる。だから、ついつい手に取りたくなるのだった。

ロルバーンの魅力はきっともっとたくさんあって、大勢の人がそれを語り、楽しみ、使っているのだろう。私もその端に連なったと思うと、なんだか嬉しい。

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