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あなたもなっているかも?健康になるために知っておきたい「亜健康」とは?(1/2)

亜健康ってなんだろう?

きっと多くの人がはじめて聞く言葉であろう「亜健康」。今回は、実は現代人の多くが陥っているが、世間では全然知られていない「亜健康」という健康状態について紹介します。

亜健康は病気になる前の黄色信号

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健康と病気との中間状態のことを亜健康といいます。亜健康の「亜」とは、亜熱帯の「亜」と同じ意味で使われており、「〜に次ぐ」のような意味です。つまり、「病気に次ぐ」、「病気に近い」というニュアンスですね。

ちなみに英語ではsub-healthといいます。
まさに、健康には至らない状態を表しています。

病気は突然になるわけではなく、健康の状態から落ちていって、徐々に病気に進んでいく考え方がもとになっています。亜健康とは病気の一歩手前の状態と考えてもよいでしょう。

現代人の約70%が亜健康状態!?

「お医者さんに診てもらっても、特に病気とは診断されなかったが、どこか調子が悪いような気がする……」

そんなあなたは要注意。もしかしたら「亜健康」状態かもしれません。実は現代人の約7割が亜健康状態に該当するのではといわれています。(科学データはこちらをご参照ください。10年前のデータですが、今も現状は変わってないように思われます...)

亜健康状態とは、深刻な生活習慣病の“予備軍”とでも呼ぶべき状態にあたります。その状態を続けたままにしてしまうと、深刻な病気に進展する可能性が大いにあります。そのため、自分が今、「亜健康」状態なのかを知ることは病気を防ぐことにつながるのです。

亜健康と未病の関係

中国の伝統医学には、「亜健康」とは別に「未病」という考え方があります。こちらは聞いたことがあるかもしれません。ここでは、「未病」との違いと、関係性についてお話します。

まず、そもそも、亜健康とは現代社会での生活習慣の激変により、新たな健康の概念の変化によって生じたもので、昔からある考え方ではありませんでした。実は、最近生まれた新しい概念なんです。

また、亜健康の学説は中国伝統医学の未病理論および現代医学の知識と技能を生かして、自然科学を中心として、心理学、社会学、哲学、人文学等関連した学科を融合してできた新たな学説になります。

一方で、未病は中国の伝統医学において昔からある考え方で、発病には至らないものの軽い症状がある状態を指します。「自覚症状はないが、臨床検査では異常がある」前臨床期に近く、糖尿病や高血圧症なども未病の一つと考えることができます。

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上の図を見ると2つの関係性がわかりやすいと思います。「亜健康」は検査をしても数字として出てこないので、少し怖いですよね。自分のカラダにちょっとでも違和感を感じたら、もしかしたら「亜健康」状態になっているのかもしれません。

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以上、亜健康について紹介しました。次回は、「亜健康」から「健康」になる方法、つまり「脱・亜健康」状態になる方法について紹介しようと思いますので、気になる方はぜひフォロー・紹介してくれると嬉しいです。

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読んでくださりありがとうございます。「カラダの調子がおかしいなぁ」「なんだか疲れがとれない」など、カラダの調子でお困りの際は【自然療法センター】までお気軽にご連絡ください。