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「アラート」は解除されたけれど。(2020/6/8〜14)

2020/06/08(月)
特別定額給付金の申請用紙が来たので、記入して郵送する。
身分証明書やキャッシュカードをカラーコピーして
台紙に貼り付けるアナログ感が心もとない。
コピー機がなかったり、コンビニが遠かったりしたり、
「たったそれだけ」と見えることでも環境によっては面倒になって申請しないひともいそうだな、と感じる。
女性向けメディア用のセクハラ関連の記事を執筆する。

夜、三浦ゆえさんと小川たまかさんとイベントの打ち合わせ。
話したいことがたくさんありすぎて、どこから話そうかと思っているうちに時間が過ぎいく。

伊藤詩織さんが、「枕営業」と揶揄した漫画家たちを提訴したニュースが。
被害を訴えた人がヤバイやつや面倒な人と認定されるって
どこまでも理不尽なことだし、男女ともに起きる話だ。

6月11日(水)
ゲラチェックや細々としたデータをまとめたり、
コラムを書いたりマイペースに仕事を進める日。
今日も真夏のように暑い、マスクをして外に出るのが憂鬱で。
アンジャッシュ渡部の文春砲が話題に。
「美食家」として女性もグルメも、
食べても食べても満たされていないタイプって男女問わずいるよな、と。
飲んでも飲んでも、喉が潤わず、
飲めば飲むほど、かえって喉が乾いてくるようなセックス。
人を人を思わないからこそ、抱かない罪悪感。
ヤリマンほどエロくない、というけど
その手の話に通じることかもしれない。

2020/06/11(木)
人と直接会って、頭をフル回転する日。
NAKED LOFTで三浦ゆえさん、小川たまかさんとイベント。

タイトルは
《絶対変なことしない》《でもキスしたい》
 『フリーランスへのセクハラ・原稿料未払い問題を考える』
https://www.loft-prj.co.jp/schedule/broadcast/147070

件のセクハラ問題から、主に対価型のセクハラ、つまり権力の勾配や
フリーランスの不利さ、よるべなさ、ギャラの未払いについて情報を共有しながら、なんとか改善策を捻り出す。
これは女性だけの問題ではなくて「今からクライアントとの飲みの席に知り合いの女性を連れてこい」というようなフリーの男性に対してのセクハラもあるという報告にも驚く。

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アクリル板で仕切られ、ソーシャルディスタンス。


昼過ぎからは天気が一変して、激しめの雨。

イベント後、駒場東大前に移動。
日本人形がずらり並ぶ老舗の喫茶店で宮台真司さんに性愛についての取材。
夫婦間のセックスについて、社会構造の変化から解説してもらう3時間。
まるで大学の授業を受けているかのような、知的好奇心が刺激された時間。
問題は、これをどう雑誌の記事にまとめるか……。
わかりやすく噛み砕くには、ライターは誌面に現れる10倍以上の
深い知識、教養を持たないとならないことを切に感じる。

東京アラートがいつの間にか解除されたらしい。

2020/06/12(金)
入稿日。
原稿2本、比較的サクッと終わって一安心する。

2020/06/13(土)
昼近くに起きる。
細々とした家事をこなしながら書籍の仕事を少し。
夜は『梨泰院』を見たり。ステイホームがシッカリ身についてしまった。

2020/06/14(日)
昼過ぎに実家へ立ち寄る。
冬物をしまいつつ、76歳になる父親のZoomとLINE アカウントを設定。
後期高齢者にまで広がるZoom、その普及の勢いたるや。



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