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NFT冬の時代に、コレクターとしてもファウンダーとしても考えてしまうこと

こんにちは、あけみひよこです。
くま五郎とクマーベルのオークションにたくさんいつも入札をしてくださって、ありがとうございます。

1枚絵のコレクションは本当にアーティストのIMOKOさんが、ガチでゼロから描いています。
毎回ゼロから描いて、毎回出品です。

このスケジュールを決めたときから、IMOKOさんは出品前にたくさんの1枚絵をコツコツ描いていました。おかげで、10月分ぐらいまではちゃんと準備できています。
丁寧に描く環境を整えられたことで、1枚ずつゼロから精魂込めた作品をお届けできてとても嬉しいです。


NFT冬の時代・・・。日本の場合は、コレクター資金が出せなくなってきていることに大きな原因があるような気がしています。

自分もコレクターだからよくわかるのですが、シンプルに原因を説明すると、「価値上昇がほとんどないため(ジェネの場合はミント割れ続出)流動性を保てない」、つまり流動させようとすれば、損切りをしなければいけない、という問題がつきまといます。

1枚絵作品の場合は、新しいアーティストのうち、7割以上がNFT活動を停止させてしまうことで、もうそのコレクションにアクセスする人がいなくなって転売しようにも出来なくなる問題も発生しています。こちらは損切りどころか売れないので(誰もそのコレクションにアクセスしないから)本当にお金に変えることが出来なくなります。

上記2つのケースが積み上がると、コレクターの資金が枯渇します。NFTに失望したと言うより、金欠になってしまうことが非常に問題なんだなと受け止めています。


12月2日に私達のコレクションもジェネラティブを出します。枚数や価格については、本当に慎重に会議をしています。安心してください、とんでもない高い金額で出すことはありません。

やはり、ミント割れを避けたいからです。
売れ残るのもミント割れまっしぐらコースですが、それは私も投資家も痛み分けみたいになります。
「ごめんね、未完で・・・。ごめんねミント割れで。。。」となり、胃がおかしくなりそうです。

でも、もっと問題は・・・。完売してミント割れです。
完売すれば、私たち運営には完売の称号も得られるし、最大限の一次売上が入ってきます。

でも・・・。ジェネラティブ作品を買って下さった方は含み損を抱えることになります。
「絵が気に入ったんなら売らないし損じゃない」なんて言っていいのは買った人だけです。私が言っていいことではありません。

こんな考えでいたら、もうNFTを買ってくれる人がいなくなるだろうと申告に受け止めています。

これが現役ファウンダーである私の生の声です。
「どうしたら自分が儲かるか」よりも「どうしたらみんなが損しないか」を最大限優先させた設計にしないといけないなと。

自分が儲かることだけ考えて出せば、IMOKOさんがせっかく描いてくれたくま五郎とクマーベルのブランドが毀損して、一生のキャラクターとして一緒に生きていけなくなるのも本当に嫌です。

や〜本当に考えることがいっぱいです。

明日からはくま五郎とクマーベルの物語がまた進んでいきます〜

くま五郎とクマーベルのコレクションリンクは下記です。

https://opensea.io/collection/kumagorou-and-kumarvel


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