蜘蛛住まぬ家に(短歌三首)
カメムシを避ける薬をまいたけど そういや最近蜘蛛を見ないな
面倒な蜘蛛の巣はらいせずに済む 蜘蛛住まぬ家に住んでる私
何もかも嫌になる日もわけへだてなく生きるんだ これも私だ
殺虫剤を使って、目の前で虫が死ぬのを見たくなくて「避ける薬」というのを、玄関と寝室側の窓にまいたのだけど、いつも蜘蛛が巣をつくっていた場所にもまいたら、蜘蛛が来なくなってしまった。
カメムシ来襲の不安はなんとなくなくなったけど、こんな環境で生きる私って、なにかがおかしいんじゃなかろうか、と思ってみたりする日曜日の午後。
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