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脱皮から2週間の記録(食の変化)

 某美容室にて「脱皮」という、何やら怪しげ(コラ。笑)というかスピリチュアルっぽいとでもいうか・・・神聖な儀式(?)を受けてから、明日で2週間になる。

 直後の「noteフォロワー激増事件」以降は、さほど顕著な変化も見当たらず、平和な2週間だったように思う。おしまい。マル。

・・・で終わるわけは、ないのであった(笑)

 さっきスーパーに買い物に出かけたとき「明日の朝食用」として、ブドウパンをカゴにいれた瞬間、アレ? と気付いた。

 旧知の友人たちがこの状況を見たら「コイツ大丈夫かよ?」ときっと感じるに違いない。とゆーか、何より自分自身が驚いた。

 私は、甘いものと無駄にやわらかいものが苦手なのだ。パンを買うなら、バゲット一択女なんである。
 100歩譲って食パンを買ったとしても、焦げ目がつくくらいカリッカリに焼く。耳のないサンドイッチ用の食パンなんて、私にはぬいぐるみの腹にブチこむ綿にしか見えていない。

「ブドウパンは、見た目で損してる〜♪」という、M1王者・錦鯉さんのネタがあるが、こんな私でも、たまーに「見た目」で「可愛らしい甘いもの」を欲することはあるのよ。

 だけど、まさかのブドウパン。特段、可愛くもなんともないのに。

 2週間前に「脱皮」した日、件の美容師さんが何度もこうおっしゃっていたのを思い出す。

「なんでもエエほうに変わっていくけど、ほかのお客さんが一番変わったゆうてたんは、味覚やな。食べものの好みが変わったゆうとったわ。」

 そういや、たとえば、晩酌用のビール(発泡酒なんだけどさ。笑)を買うとき。
 箱とか6缶パックで買うほうが安いのはわかってるんだけど、今までは、その日いただく本数だけを都度購入していた。
 なぜかというと、余分に家に置いておくと「あと1本くらい、いいかな♪」みたいになって、ついつい飲み過ぎてしまうからだ。ビール(発泡酒だが)に対する欲求が、抑えられなかったのだ。

 それが今は、6本パックで買って、それを何日もかけて、じわじわといただいている。必要以上に飲酒することがなくなった。

 あと、ふだんは最寄りのスーパーでしか買い物をしない私が、商店街でくだものをもとめたりもした。

 青森りんごの「トキ」という品種をどーしても食べたいと思ったタイミングで、近所のスーパーには置いてなかったのに商店街の八百屋さんにはあった、という、それだけの話なんだけどね。

 その数日後から近所のスーパーにも並び始めたので、そこで買っても良かったのだけど、八百屋さんの「トキ」のほうが圧倒的によい香りがしてて、しかも安かった(6玉400円。消費税ナシ)ので、今後も「トキ」を食べたくなったら、商店街の八百屋さんまで足を運ぶことになると思う。

 地味な話に思えるかもだけど、私の中では、よい変化が起きていると感じている。食以外でも、本当に地味にだけど(笑)うれしいことが続いている。

 地味に、幸せ。という感じが、なんだかすごく、いい感じだ。

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