そもそもクラウドファンディングってなに?
クラウドファンディングって、そもそも何でしょうか?
寄付なのか、販売なのか?
結論を先に言うと、様々なタイプがある、ということです。
数年前と違いご存知の方も多いと思いますが、詳しく理解されているかどうかというと知られていない事もあり、誤解もあるのでここで解説しておきます。
どんなタイプのクラウドファンディングがあるのか種類も解説します。
自分がやりたいプロジェクトがあったら、どれに当てはまるか考えてみるのも良いでしょう♪
noteをご覧いただきありがとうございます。
共感セールスライター/クラウドファンディングプロデューサーのにいたです。
クラウドファンディングの定義
クラウドファンディングは下記のように定義されています。
資金調達って、銀行融資や補助金助成金申請など、手続きが面倒だったり審査基準が高かったり、ハードルが高いですよね。
しかも融資してくれるのは投資家や金融機関ですし、補助金助成金は国の制度の利用です。
その点、個人から共感で支援を集めることができ、友人知人をはじめ一般の方々に広めることができるクラウドファンディングは、とても手軽に資金調達可能なツールと言えます。
クラウドファンディングの種類
では、クラウドファンディングにはどのような種類があるのでしょうか?
「寄付型」「購入型」「融資型」「株式型」「ファンド型」「ふるさと納税型」と6種類もありますが、「融資型」「株式型」「ファンド型」は企業と企業、企業と投資家等の組み合わせになり、ここで言う一般的なクラウドファンディングと異なりますので、ここでは一般的な「寄付型」「購入型」「ふるさと納税型」の3つについてお伝えしますね。
寄付型
文字通り寄付を募るパターンです。
非営利団体の活動や、社会貢献度度の高いプロジェクト、被災地支援等がこれに該当します。
リターンはお礼の手紙や子どもたちの絵など、経費のあまりかからないものを用意するのが一般的です。
購入型
こちらがごく一般的なクラウドファンディングです。
プロジェクトオーナーに対して、支援者はリターン品を購入することで応援するイメージです。
コロナ禍で、飲食店が未来お食事券を、旅館が未来宿泊券を出した例がかなりありました。
応援したい支援者は未来のサービスを購入し、プロジェクトオーナーは今資金を調達できた、という事ですね。
技術革新の新商品リリースや、アーティストの作品・ライブチケットリリースにもとても向いています。
応援者はそのプロジェクトを見守り、新発売時にいち早く手に入れる権利を得られ、プロジェクトオーナーは、先に受注することが出来て安心して商品開発や作品作りに取り組むことが出来るのです。
ふるさと納税型
こちらは、ふるさと納税のサイトと連携して、CAMPFIREが進めるクラウドファンディングです。
自治体が行うプロジェクトを、ふるさと納税の仕組みと連携して寄付を募るクラウドファンディングです。
支援者が共感したプロジェクトに支援するという流れは購入型や寄付型と変わりません。
特徴は、ふるさと納税の仕組みを使う事で、支援者が寄付金の控除を受けられる事です。
「故郷や好きな地域を応援したい」という想いと、地域の活性や課題解決に取り組む自治体の願いをマッチングさせる仕組みです。
私のクライアントさんは、ほとんどが購入型です。
・コロナからの再起をかけたお弁当屋さんのネット通販による冷食リリース
・今までにない、農業にイノベーションを起こすような新発明ロボット
・東日本大震災からの復興支援に取り組む団体
・地域活性×子どもたちの未来を思うプロジェクト
・SDGs×下請けからオリジナルブランド立ち上げチャレンジの縫製工場
などなど、それぞれにドラマがあります。
クラウドファンディング 日本の歴史
インターネットの普及にともない、アメリカで2000年代に誕生したクラウドファンディングサイト。
日本でクラウドファンディング文化が最初に始まったのは、数年遅れて2011年でした。
READYFORが、日本で最初の2011年3月、ついでCAMPFIREが6月でした。
その後、2013年にMakuake(マクアケ)が参入しました。
東日本大震災の復興支援寄付が、時代の雰囲気に乗り一般に受け入れられ急速に浸透していったのです。
その後、今のような技術革新や新たな事業のスタートダッシュに活用されるようになっていきました。
共感をテーマに、イノベーションを起こすような企業やクリエイティブな活動を応援する、とか、地域活性をテーマに、とか、頑張っている人を応援したいなど、こういった応援文化は、日本人にこそあっているのではと思います。
クラウドファンディングサイト 結局どこがいいの?
日本には、数多くのサイトが存在します。
地方の物や小さなものも含めればかなりの数ですが、結局のところ、サイトの知名度や広告費をかけているところなど、いろんなことを考えると、前述の歴史でも出てきた以下の3つにしぼられます。
綿密に数えたわけではありませんが、私がたくさんの案件を見てきた印象では、下記のような傾向で得意分野があると感じます。
日本3大クラウドファンディングサイト
READYFOR 寄付型や社会貢献型に強い。
CAMPFIRE 地域活性、店舗やサービスの新規オープン、イノベーション
(社会貢献型はCAMPFIRE運営のGood Morningでリリース)
Makuake プロダクトリリース
(斬新なアイディア・発明等ものづくりに特化)
もっと詳しく知りたい方は、本記事の参考としたCAMPFIRE ACADEMYから、たくさん情報が公開されているので、ぜひ下記のリンクをチェックしてみてください。
参考サイト:CAMPFIRE ACADEMY
参考文献:
日本人のためのクラウドファンディング入門
(著者 板越ジョージ 現クラファン株式会社代表取締役)
結局のところ、どこが良いかは、一概には言えません。
どのようなプロジェクトを行いたいのかも大事ですし、比較対象として、それぞれのサポート体制や手数料、支援者の決済の仕組み等々、いろいろ見て判断していくのが望ましいです。
迷ったら、私も相談にのることが可能ですので、ご質問ください。
なんでもチャレンジできる!
クラウドファンディングには様々な種類があって、寄付してもらう事、新しく始める事、売りたいものなど、様々な事があるとご理解いただけたでしょうか?
ジャンル問わず様々なチャレンジが出来るのがクラウドファンディングです。
ここまで読んでいただき、自分のやりたい事、やろうとしているプロジェクトは大丈夫!と思っていただけたのではないでしょうか?
クラウドファンディングと相性の良い事と悪い事、さらにクラウドファンディングをやることのメリットについてもお伝えしたいのですが、長くなりましたのでまた次の機会にお伝えしたいと思います。
無料相談・お問い合わせはこちらから↓
この記事が参加している募集
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?