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Webコンテンツで、想いやこだわり・価値観を発信する共感マーケティング

想いやこだわり、価値観、信念を持って取り組んでいる事、
企業は、これらを発信して共感を得るところから始まり、お客様とコミュニケーションをとって、そうしてファンになってもらって初めて買っていただける、そんな時代へとハッキリ移行したな、と感じます。

コンテンツマーケティング(ブログマーケティング)を8年やってきた、共感セールスライター/クラウドファンディングプロデューサー にいたです。

ビジョン・ミッション・バリューが大事


私は、ライター歴8年目、駆け出しだった頃からずっと言ってたことがあります。
それは、『ビジョン・ミッション・バリュー』が大事ってこと。
今や企業の指針ともなっていますね。
これらを共有することで、士気が高まり企業一丸となれる、と感じます。

  • ビジョン(目指す未来)

  • ミッション(ビジョンを達成するために行う事・使命)

  • バリュー(企業が社会や人々に提供できる価値)

それぞれについて詳しく説明するのはまた別の機会にします。
(長くなるので!)

駆け出しのころは、なにを青臭いこと言ってるんだ、みたいにバカにされることもありましたが。
「売れるなら何でもいい」
「セールスライターがコピー書いたら売れるんでしょ?」
なんて言ってくるお客様もいました!
(今は熱い想いの素敵なお客様に恵まれております。)

いえいえ、常套句書けば売れるってことではなくて。
コピー書くのだって、コンテンツを作るのだって、社長の想いとかこだわりとか、商品開発ストーリーとか、どれだけの人がどんな想いを込めて作っているかとか、そういうのが大事なんです!
って、ずっと言ってたんです。

そうしたら、今ではそういった企業の理念や、信念を持って取り組んでいることを発信する事が多くなりましたね。

よく、ついついこういう事が欠けてしまう発信も見かけますが、それだとぶれるし伝わらないんですよね。

ぶれない軸、核となるところがあると、コンセプトとかストーリーとかブランディングに一貫性が出て、伝わるのです!

では、

  • ビジョン(目指す未来)

  • ミッション(ビジョンを達成するために行う事・使命)

  • バリュー(企業が社会や人々に提供できる価値)

これらを表現するには、何を活用すると良いでしょうか?

コーポレートサイトも、SNSも、動画も、クラウドファンディングやプレスリリースやキャンペーンでも、すべてにおいて世界観は出せますが、やはりコンテンツマーケティング(オウンドメディア・自社メディア)で発信するのが一番世界観が伝わると思います。

noteもそういった事にはとても相性が良いツールだと思います。
記事がストックしていく財産になるからです。

SNSは流れてしまいますからね。

オウンドメディア活用として、どんどん企業がnoteに参入していると言われています。



コンテンツマーケティングには2種類ある

コンテンツマーケティングにも様々な形のものがありますね。
大きく分けて2種類あります。

  • 感情や持論を入れず情報提供としてのコラム

  • 書いている人の価値観・感情がわかり、人の温かみを感じるコラム

前述した企業の世界観を魅せるのは、
書いている人の価値観・感情がわかり、人の温かみを感じるコラム
です。

「感情や持論を入れず情報提供としてのコラム」は、あえて感情やキャラ設定をいれておらず、誰が書いているかは関係ない情報提供型です。
ユーザーが知りたい事や困っている事を調べるために検索して、それにヒットした記事が、知りたい事を解決してくれるだけでいい場合もあります。
運営者がわからないようなのもありますね。
最優先はSEO(Google検索対応)ライティングです。

最優先がSEOの場合や、書き手のキャラを出さないビジネスコラムなどは、人柄とか価値観や持論などはあまり語らず、とにかくユーザーが知りたい情報を提供しています。

まぁ、厳密に言うと、SEO対策をめちゃくちゃしていたり、広告を出していたりしてクリックされやすくても、面白くなければ続きを読まないし、読んだところでその先へ(つまりお問い合わせやお申込み)に繋がらないんですけどね。

ブログはオワコンなのか?

ブログはオワコンとか言う人もいるけれど、全く違います。
動画やSNSが主流でHPもブログもない、今はそういう時代ではない、という声もあるけど、業種やお客様層によっても違うのではないかと思います。

今は1周回って、結局、残る文字コンテンツ大事!
と言われています。

noteや電子書籍のユーザーが多くいるように、私もそうであるように、活字読みたい派もいるわけですよ。

電車の中等で、動画を見るのは無理だけど、活字なら読めるという状況の方も多くいます。

私はライターの性(サガ)なのか、幼い頃から本が好きだったからか、動画や耳だけでは記憶に残りづらく、活字を見て理解し、記憶として定着させることが多いです。

今時の目まぐるしく変わる動画は、目がチカチカして何も残りません。

なので情報を仕入れる時も勉強する時も、活字が多いです。

そういった活字を好む層は、一定数いると聞きます。

そんな人たちへのアプローチとしても必要ですし、真剣に情報を求めるならやっぱり、活字として残るnoteやブログ等の自社メディアはとても大事なマーケティングツールと言えます。

企業の中の人が書く場合は、なんとなく毎週記事をあげるのではなく、意識して、戦略的に書いていっていただければと思います。

そして、そういった部分をサポートできるのもWebライターの役目でもありますね。


AI(ChatGPT)がWebライターの仕事をするのか?

コピーも文章もAI(ChatGPT)がライターにとって代わるとか、Webライターやセールスコピーライターの仕事はなくなるとか。。。。

オウンドメディア・SEOライティングの仕事はなくなる、とか。
そんなこともささやかれるようになりました。

しかし、よく考えてみればわかります。

答えはNOです。

書いている人の価値観・感情がわかり、人の温かみを感じるコラム
企業の世界観、価値観、想い、取り組みをかけるAIはまだありません。
「それはまだ使いこなせてないんだよ。」という反論も聞こえてきそうですね。
でも、まだまだ、その人の情熱や想いを代弁できるほどのレベルにはなっていないはずです。

インタビューして引き出す力もライター側には必要ですからね。
まだ想いが定まらない、もしくは社長が気付いてない魅力や差別化できるところをライターが引き出すわけです。
このインタビューで「頭が整理された」「自分では気付けなかった価値に気付けた」等の喜びの声をいただくと、私はとても嬉しいわけです。
情報だけ入れれば書いてくれるAI、というのとは違います。

と言う意味で、私たちWebライターの仕事はますます、人としての価値を求められるでしょう。

ブログマーケティングをやって来たライターだから感じた事


noteの可能性

noteを本気で初めて約1ヶ月で感じた事。

noteって、Wordpressで自分のメディアを育てるのと違い、SNS的な役割も果たしますよね。
同じようにnoteを書いている方のおススメ記事も出てくるし、スキがもらえてモチベーションあがったり、自分も読みにいったり。

だからこそ、とても可能性を感じますし、共感マーケティングにピッタリではと思います。

共感マーケティングの時代

今まで女性起業家さんや小規模の会社さんの自社メディア(ブログ)をライティングし、運営代行してきた経験から、noteもInstagramなどのSNSも、書籍もすべて、共感してもらえるかどうかが大事だなと感じています。

どんな人が書いているのか。
その世界観や価値観に共感できるか。
その企業のビジョンが好きか。
そこが一番のポイント
です。

共感セールスライターなんて名乗ってますが、以前はまだピンとこなかった周りも「共感が大事!」などと言うようになってきて、「時代が変化してきたな」と常々思うのです。

じゃあ、どう自社メディアを運営していけば良いんだ!と思う方もいらっしゃると思うので、これから時々書いていこうかな、と思っているのと同時に講座を作ろうと考えています。




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