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つなぎ餅

こんばんは。
読むこと、書くこと、食べることが大好きな
ひらさわあけみです。

私はおやつが大好きです。

定番はおせんべい。
毎日、毎食後に食べているような気がします。
(やはり、食べすぎ?)

色々な種類があるので、選ぶのがとても楽しい。
お気に入りの銘柄はもちろん、新作が出ると試してみたくなります。

あられやおかきも好き。
どちらもお米が原材料です。

○おせんべい
うるち米。
いつも食べているご飯と同じお米です。

○あられ•おかき等
もち米。
お正月に食べるお餅と同じお米です。

先月、【つなぎ餅】というおかきを買いました。

近所で開催されていた北陸フェアで、金沢のお店が出店していたのです。

金沢といえば、和菓子の印象が強い。
でも、それだけではありません。
かなり美味しいおかきもあることが分かりました。

このつなぎ餅は、とてもシンプルに作られています。

たとえば、豆つなぎ餅•黒豆の場合。
大豆(遺伝子組換でない)
もち精米(石川県産)
食塩

胡麻つなぎ餅•黒ごま
黒ごま
もち精米(石川県産)
きび糖

白ごまバージョンもあります。

ぎっしりみっちりしている、かきもち。
持ち重りが感じられました。

おかきに目がない私は、4種類全部購入。
真空パックで個包装。
日持ちするのがありがたい。

お店の方は、とても熱のこもった説明をしてくれました。

お餅でありながら、ほとんどが大豆で出来ており、わずかなお餅がつなぎとして使われているそうです。

「だから、つなぎ餅なんですね」
「元々は、山で暮らす農家の食糧だったんですよ」

山の農家は、平野部と違って収穫が少ない。
お米等は年貢として納め、お餅1割に大豆などを9割入れて、餅をつなぎに使ったとのこと。

これを、おやつ・おつまみ・代替食として作り、楽しんでもらおうというコンセプトなのです。

恵まれた状況ではなくても、工夫して作り上げられたお餅。

材料を大事にしている理由が分かりました。
先人の想いも一緒に受け継がれているのですね。

「よく噛んで旨みを味わってもらいたいから、保存料は使っていません」

目をキラキラさせて話す店員さん。
その真摯な姿勢が素晴らしい。

このつなぎ餅をしっかり味わおう。
おやつの時間が楽しみです。

お店情報
★(有)加賀かきもち丸山★
〒923-0003
石川県小松市安宅町夕121

電話 0761-22-2066

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