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週末は子どもだけで朝ごはんを用意してもらうようにした結果

寝たいだけ寝る、最近できていますか?

いくら「自分の気の済むまでゆっくり寝たい!」と思っても小さい子を持つ親御さんは、平日はもちろん休みの日も子供に「おなかへった」と起こされて、眠い目をこすりながらご飯の準備をしなきゃいけないですよね。

ワンオペ育児でもたまには寝坊したい!

これをどうにかできないかなと考えた結果、週末は子供たちで朝ごはんを用意してもらうことにしました。

海外では自分でやるのが当たり前?

ことの発端は留学経験のある友人の話でした。

海外では、親が小さな頃から子供にいろいろやらせている。日本のようになんでも親がやろうとしない

その友人がお世話になったホームステイ先では、週末は親が堂々と寝坊して、先に起きてきた子供は自分で朝ごはんを用意する。が当たり前だったようです。

その話を聞いて「娘ももう6歳だし、朝ごはんくらいなら自分でできそうだな」と思い、1ヶ月位前から自分たちで朝ごはんを用意して食べてね!とはじめてみました。

朝ごはんの内容

・パン・サラダ・デザートなど基本的にお湯や火は使わない物が中心です

事前に親が教えたこと3つ

1.オーブンレンジの使い方
我が家はオーブントースターがなく、ヘルシオを使っています。パンを焼く時の操作を教えました。
ヘルシオの中は高さがあるのでオーブントースターと比べて取り出す時にヤケドをする心配が少ないのが良い点だなと思います。

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2.パンの切り方
お店で買う場合はカット済みを選びますが、生協で頼むパンは一斤丸ごとやってくるのでカットが必要です。
大変かなあと思いましたが、本人はパンナイフで自分の好きな厚さに切るのが楽しいようです。

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3.朝食の置き場
冷蔵庫の子どもが届く位置に「これ食べていいよ!」という朝食コーナーを決めました。ここにパン、サラダ、デザートなどを固めて置いておきます。
デザートはこっそり置いているので、毎回何があるか開けてからのお楽しみです。

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前の晩に親が準備すること4つ

1.朝ごはんの準備
準備といってもトマトや果物をカットして保存容器に入れ、パンやカップヨーグルトと一緒に指定の場所に置くだけです。
次の日これを子どもが取り出して、自分で食べたい量をお皿にうつします。

我が家はこのガラス製の容器を使っています。耐熱だしそのまま食卓にあげられるので重宝していますが、子どもはうまくフタが開けられないようなので別のを買い揃えようかなと検討中です。

2.食器棚の下の方に食器を揃える
食器棚の上の方は踏み台があっても届かないので、当日使うであろうコップやお皿を下の段に固めておきます。
そうやっても自分たちで使いたいお皿を選んでいることもあります。

3.ガスコンロのロック
火は使わないでね、と言ってありますが万が一何かが原因で着火してしまうこともなきにしろあらず。念のためガスはチャイルドロックをしています。

4.飲み物の準備
お茶は大きなやかんやピッチャーだと重たくて注ぎにくそうなので、小さなコップ2杯分の量が入る小さめなポットに入れてテーブルの上に置いておきます。下のポットは軽くて使いやすいです。
そろそろ暑くなってきたので、冷蔵庫にいれようかなと検討中です。

ガラスが心配な場合は水筒に入れておくのもいいですね。

子供たちの様子と予想外の効果

自分で好きにやっていいのが嬉しいのか、2人とも喜んでやってくれています。

先週末は私の分の朝ごはんまで用意してくれていました(感動)

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時々子どものハサミでパッケージの袋を切った残骸が残っていたり、予想していない食材(パンに納豆など笑)が並んだりしていて、自分たちで考えたんだなぁと感心することもあります。

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(何故か豆を大量にとっている日もあって笑ってしまった)

一ヶ月が経った今では朝食を準備するだけでなく、上の子が下の子をトイレに連れて行ったり、すでに着替えまで済ませたりしていて少しずつ自分たちでできることが増えました。

私がのんびりしたいがために考えた取り組みだけれど、子供たちの自立にも繋がっているようで一石二鳥です✌️

寝坊ライフの誕生

こうして私は週末どれだけ夜更かししても朝はゆっくり起きれるようになりました。時々困ったことがあると呼び出されますが、それでもだいぶラクになりました。

たまには朝ゆっくり起きたい!という方は、トライしてみてはいかがでしょうか?

ワンオペ育児、小さい子の育児、大変なこともありますが子どもの自分でやりたい!をうまく使ってラクできる方法を一緒に考えていきましょう☺️


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