【本】地域も自分もガチで変える! 逆転人生の糸島ブランド戦略 岡祐輔


きっかけ

糸島に行ったばかりで、いつから有名になったのか気になっていた。
熱意をもって働くためのヒントを得たかった。

内容

MBAホルダーの糸島市職員が、地域の事業者や住民を巻き込み様々な事業を成功させ、糸島のブランドを確立させたというお話。

糸島の強みである食で観光客を集めるために、地域のシェフや女子高生を連携して特産品(ふともずく、鯛、めんま等)を開発。予算がきびしいなかで新駅をつくるプロジェクトも成功に導いた。

印象的なのが、地域の人や市役所の人からの感謝のセリフ。
ここまでやってくれるとは思わなかった。あなたみたいな人がいてくれるのが誇りだ。
こんなことを言われたら、うれしいだろうな。

キーワード
・自費でもやりたいことをやる
・なりたい人を見つける
・小さく始める
・自分から動く
・仲間を作り巻き込む人を増やす
・楽より楽しい
・近くの人を大切に
・市長ならどうするかで判断
・予算規模=お客様との接点の大きさ
・本業でやることで道を作り、組織をよくする

3C Customer, Company, Competitor
4P Product, Price, Place, Promotion
3N 熱意、粘り、仲間づくり
4S Selective, Sufficient, Sustainable, Synchronized

まとめ

自由は自分で決めるのだ!

感想


正しい根拠を元に理論と実践を具体的に示していて、学術論文のようでありながら、端々からとんでもない熱意も感じられた。やっぱりMBAの用語とか、統計の数字とかは難しくて読み飛ばしちゃったところもしばしば。

最後の方に著者の経歴紹介の章があるのだけど、これは最初にあった方が構成的によかったと思う。どんな人なのか最初はわからず、とんでもなく頭のいい人だからできたことなんだと穿った見方をしてしまった。

仕事で成果を出している人は、周りの人を巻き込むのが上手で、人間ができてるんだろうと思う。わたしはこっそりひとりでくすぶっていて、周りの人を信じて頼ることができてないんだと感じた。


これから


近くにいる人に感謝しやってみたいことを口に出して伝える。



この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?