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通常診療を行わなければ、患者さんが手遅れになって不利益がおおきすぎる。全国の先生たちよ、風評被害を恐れずコロナを忘れて診療しよう!世論的にも、もう立ち上がって大丈夫です。

今週だけでも、数名に「コロナ防衛の受診障害」によっていくつもの出来事がありました。今日は、全国の先生方のために自分が実験台になった11月から数ヶ月の診療状況の結果をお知らせします。だから、恐れず患者さんのために普通に診療しましょう!じゃないと、急患見逃します。

私のクリニックは発熱外来をやっていない総合診療科です。でも常連さんを含めてカゼひいたり、感染も疑われる人はやってきます。そういったときには、時間を分けて診療しています。

あるいは電話やオンラインで診療して済ませています。条例的にもみなし陽性みなし陰性でよくなりましたので、PCRいらなくなりました。

でも、医師会からの司令は全国共通こんな感じだと思います。でも、患者さん受診前にPCR本当に必要なんでしょうか?(2月16日追記)

例えば・・・

ノドがガサガサしてふらつく → コロナが否定できない

発熱してお腹が痛い → コロナが否定できない

だるさが増している → コロナが否定できない

花粉の時期になると咳が悪化する → コロナが否定できない

それぞれ・・・

脳梗塞、虫垂炎(俗に言う盲腸)、胆石による肝障害、咳喘息でした。
最初の2人は入院になりました。

急を要する患者さんだけでもこれだけ1週間にいらしたのです。
全員、コロナが否定できない、PCRやれって言われて困っていたかたがたです。

前の週では
頭痛と発熱 → 中耳炎 → 説明して耳鼻科専門医へ
吐き気とふらつき → 良性発作性頭位めまい
遠くから頑張っていらした方もいました。カワイソウ。

今年になってから・・・なんて覚え切れません。

もし僕が、コロナを気にしないで診療する医者じゃなかったら、手遅れになっていたりもっと苦労されたことでしょう。

オミクロンは医療者も簡易防御でいいとおもっています。

ずいぶん咳や鼻汁なんかを12月から浴びてきましたが、感染しません。

時々検査して、自分の陰性を確認しています。

ベテラン医師はもうオミクロンなんか感染しないんだとおもいます。

年取っていいこともたくさんあります。

研修医1-2年目までは必ず患者さんと同じカゼになっていました。
2年目に心脳卒中のお年寄り方が肺炎にもなっていてICUで色濃く見ていたら、肺炎球菌の肺炎になりかかったこともありました。バックヤードに移動して勤務を続けました。

僕は医者になって数十年、病欠したことないです。インフルにももうならない。季節中はお茶やコーヒー飲みながら診療して、龍角散の缶に入った粉(600円)を飲んだりするだけです。あとは食事と筋トレ。

コロナっぽい人をお国に報告するとコロナ加算のお金もらえるけど、面倒くさいから何もしてません。だってカゼ以下だもの。そんなのでお金もらえません。

みなし陽性、みなし陰性で報告もへったくれもありません。放置して直している人も無数にいることでしょう。カウントなんて崩壊してます。

医療体制をホント、何とかすべきです。

全部発熱外来に行っていたら、発熱外来が総合診療科になっちゃうでしょう? 骨折も熱が出たら発熱外来ですか? そりゃひっぱくするよね。

わたくし同様に複数のワクチン回避した人々もオメデトウ。

電話でみなし陽性になって、みなし陰性になって会社復活できた人もオメデトウ! PCRいらなかったでしょ。

3回目接種した病院でクラスター頻発して、絶望が広がっています。

と同時に医療者が陽性者だけど無症状もしくは初日だけ微熱の職員の様子をお互い確認しあって「管理しなくていいんじゃね」的な雰囲気もです。

助かった皆さん、良かったですね!

ホント専門家の放置を何とかすべきです。

患者さんのために、僕は許された範囲内で現場で勝手にやっちゃってます。

時間分けて簡易防御で診察しています。時間短縮。

そうしないと現場が守れないからです。

患者さんが守れないから。


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