見出し画像

「遺伝的要素」+「環境因子」 / 最初に観察された現象の理由は、いつでも後から明確になる

コロナウイルスのいろいろなことが「どんなことだったのか」わかってきています。

多くの人が理解するところになりました。

私は、昨年から地政学的なアドバンテージを活かすべきだとお伝えしてきました。けれども多くの誠実な先生のご意見とともに、残念ながらブルドーザーのように地ならしされてしまいました・・・

風邪を記憶、新型コロナにも 「キラーT細胞」が交差反応―治療法に応用期待・理研

というものです。よく「抗体価」とか、「抗体価が下がる」とか言います。けれども抗体価が低くても、「細胞性免疫」が高ければコロナと十分わたしたちの体は戦えるかもしれません。

しばらくすればすぐに(数日から1週間)抗体は作られてくるからです。

細胞性免疫をコマーシャルベースで調べることはできません。ただ検査系を組み立てて調べた先生によると、2020年8月(1年以上前)にはすでに数多くの方がコロナウイルスに対する何らかの免疫を持っていることが報告されています。

新型コロナ、首都圏ほぼ全員既感染!? 日本の死者が欧米より少ない要因の一つに「集団免疫説」 専門家の新抗体検査で明らかに

僕は臨床医なので、患者さんの免疫系を調べるすべはありませんでしたが、日本のさざなみ流行派をみてそう思っていました。

そこにこの報告があったので、多くの人が知っておいたほうが良いと思ってプレジデントオンラインでもブログでも繰り返しお書きしてきました。

さらに過去、何回もコロナウイルスの大流行があり、私達の祖先はそれをかいくぐってきました。私達は、生き延びてきた彼らの子孫です。

日本人の遺伝的素質についてもだんだんわかってきました。

縦軸の遺伝的素因と、横軸のその世代の獲得免疫。それをまとめてお書きしたのが週刊新潮の記事です

遺伝的素因は白血球の型であるHLAの面からも研究がすすんでいます。

「ファクターX」は日本人6割にある白血球の型か…防御力の解明につながる可能性も

いずれにしても、遺伝的要素+環境因子と考えて良いと思います。

最初に現象がかくにんされ、理由があとからわかってくるというのは科学の定石です。

白金電極の周りの大腸菌が変形していることから、抗癌剤のプラチナ製剤が開発されました。理屈はあとです。観察されたのは細菌の死滅や変形でした。

コロナの流行がさざなみなら、それを認めて発病者に対応をしぼる。そして、理由を探していく。そういったマネジメントが必要でした。

自粛とワクチン接種のみだったことが、大きな弊害を生んだと思っています。

ワクチンについてはいろいろな方が明確なデータを示されています。

僕は、一生懸命やっとタンパク質を作って生きている自分の細胞が、一定期間とはいえ生命活動に必要のないウイルス蛋白を無理やり作らされてしまうという作業自体が問題だと思っています。その間、生命活動に必要な何らかの蛋白合成は抑制されてしまうはずです。

プラスで合成されたタンパク質の性質によるいろいろな反応が起きてくると思っています。

あとからいろいろな理屈がわかってくるんじゃないかって予想しています。

観察されたことは、みなさんがご存知のとおりのことです。

僕が毎週楽しみにしているドラマも、現象が観察されて引き込まれていきます。そして理由が後からわかってきます。

大切なことは、理由が明確ではないものでも「危うきものには近よらない」ということです。ネガティブな人たちに付き合うと自滅してしまいます。

いきいきと自分の体と心を保って、健康的な生活を送っていきましょう。人々が気づいて、自分でやってくださればそれでいいと思っています。

誰かに頼るのではなく、何かにお金を払うのでもなく、自分でできることを自分でしていくことが吉。それが健康的な暮らしです。


☆☆☆
LINUX MINT:ミント(UBUNTU)のおまけ
 この文章は、故障して放置されていたPCで打ちました。2−3週間前に内蔵電池切れだったので新しい電池を結線してはんだ付けしてBIOSが立ち上がるところまでたどり着いていました。

 マザーボードのキーボード端子が故障していて、打てないキーがあったので小型USBキーボードを加工しておさまるようにしました。すごい人はきっと穴開けたりして内蔵できるようにするかもしれません。キーボード復活したときにはうれしかったです。ただ字が打てるだけで感動ってなんだろう…
 40GのHDDは120GのSSDにして、メモリは500MX2から4Gにしました。総額3000円ぐらいでした。大型本と同じ値段です。(本もエンゲル係数だと思っています)

 OSはLINUX MINTにしています。CPUがCore2Duoより、ずっといいものだったので救ってあげたかった。CinamonとかMATE、Xfceとか種類があってこのサイトを参考にしてインストールを繰り返しました。1台UBUNTUマシンを作ると、インストールUSBも標準で作れます。
 安いUSBメモリーを揃えて購入してインストーラーを作成。古いHDDをとっかえ引っ変えインストールを効率よくこなしてOSの感じを見てみました。やってみないと分からないことがたくさんあります。

 NOTEが普通に打てるところまでこれて本当によかった。いっぱい勉強したなぁ。SYNAPTICとかレポジトリ(貯蔵庫)とか普通使わない言葉です・・・UBUNTUは自由を手に入れるというところからお金持ちの人が作ってくれたものです。
 どうぞホコリをかぶったかわいそうなマシンをつかってみてください。再生可能エコにも良いと思っています。いろいろ揃っていなかった昔でも、PCのデザイナーさんが苦労していろいろ造形を重ねていたことを、分解清掃組み立てをしながら感じることができます。

 アルミとプラスチックが組み合わさって、綺麗な曲線を描いています。USBやLAN端子のカバーには裏側まで塗装されていたりします。最近のVAIOのマザーボード見たけれど、本当にスッキリしています。チップの集積度が桁違いになって美しい。
 今日みたいな作業は、きっとスチームパンクに通じるものもあるんじゃないかなぁと思っています。

 OSの方も進化して、苦労減っています。ときどきバックアップしておいて、インストールしてうまく行かなかったら戻るのが素人には早いとおもっています。UBUNTU系には、標準でバックアップ機能がついています。
 全部終わったら、フォントのキングだった方の名前がつけられたTAKAOフォントにすると美しくなります。作業がとても楽しくなります。見た目も作業のモチベーションに大切です。

 今回のことが行えるのも、大変な財産を公開してくださっている人々のおかげです。ものすごく感謝しています。良い世の中になりました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?